乳がんと闘う矢方美紀、抗がん剤治療による見た目の変化の悩みを動画でサポート



 乳がん月間に合わせて開催されたイベント。この日、矢方が出演する「#あぴさぽチャンネル」でアピアランスサポート動画を公開。抗がん剤治療を始めるにあたり、どんな準備をしておいたほうがいいのか、ウィッグのケアの方法などを分かりやすくシェアするもので、トークセッションではそのダイジェストを参照しながら話した。

「ウイッグを毎日使っていると汚れてきたり匂いがついたりするので洗わなければいけないんですが、それまでにウィッグを洗ったことなかったので知らなかった。ネットで検索してみると、いろんな方が細かく書いていたんですが、映像にすることによって初めての人も分かりやすいですし、家族や友達がお手伝いするってことがあったら、動画を見ながら共有できるのかなと思います」

 イベントでは、ウイッグを止める「脱ウイッグ」「卒ウィッグ」のタイミングはいつといった細かな質問も。すべての髪は同じように生えてはこないため、「卒ウイッグ」まで半年から1年ぐらいかかる場合が多いという。

 矢方の場合は、抗がん剤治療が終わって3カ月ぐらいで「全体に生えてきた覚えがあります。本当にちょっとずつ。うぶ毛かなという毛が出てきた」。相談をする中で、外すタイミングは1年ぐらい先と言われたそうだが、「半年ぐらい経ったら意外ときれいに全体的に生えてきたので、一回、ウイッグを取って過ごしてみました。美容院に行って髪を染めてみたりして、仕事によってはショートボブのウイッグをかぶったり、交互に過ごしていました。髪の毛が生えてきて脱ウィッグはしたんですけど、そこから1年ぐらいはウイッグを使って楽しんでいました。だんだん、ウイッグなのかと質問されることが多くなりましたね」と、振り返った。 

「#あぴさぽチャンネル」では今後、ウィッグのケアのほかにもヘアアレンジ、ネイル、まつ毛やまゆげのメイク、また男性向けの動画も公開予定だという。