テレワークで腰痛持ち、肩痛が増加! “外科手術以上”の異名を誇る理学療法士がセルフケアを伝授
コロナ禍以降、テレワークの普及によって、肩こりや腰痛を慢性的に感じる人が増えているという。
産業医科大学と株式会社バックテックの共同研究結果によると、緊急事態宣言前に腰痛を感じていた人は16%だったが、緊急事態宣言中になると29%に上昇。現在も26%の人が痛みを伴っていることが明らかにされている。同様に、肩こりも37%(宣言前)→42%(宣言中)→40%(現在)という具合に微増傾向に。他にも、体のだるさや疲れやすさが増加するなど、健康課題を訴える人が増えている。
「整体院に行こうかな」。そう思うものの、再び流行の兆しを見せているウィズコロナ期に、整体院やマッサージ施設に通うことに対して、二の足を踏む人も少なくないだろう。
「自宅で広背筋を緩めるセルフケアをするだけで違ってきます」
そう教えてくれるのは、理学療法士として臨床歴15年、施術実績のべ3万件を数え、現在は治療をしつつ、独自で開発した治療手技を全国の治療家に教えている沖倉国悦先生。