【第30回東京国際映画祭】TIFF厳選映画でもっと映画を好きになる

今年は30回目のアニバーサリー! 10月25日(水)〜11月3日(金)
世界各国の映画と映画人が集結する祭典・東京国際映画祭(以下・TIFF)が今年、記念すべき30回目の開催を迎える。アニバーサリーイヤーとあって例年以上に豪華で濃密な映画体験ができる作品上映やイベントが目白押し!

ワールド・フォーカス『シリアにて』 ©Altitude100 - Liaison Cinematographique - Minds Meet - Ne a Beyrouth Films

 普段、映画を見るときは有名な俳優が出演していたり、あらすじや作風をすでに知っている場合が多いのでは。そんな事前情報のほとんど無い状態で映画そのものとの新鮮な出会いを楽しみたいなら、これらの部門は見逃せない。

「ワールド・フォーカス」では、世界の映画祭受賞作や話題作、有名監督による日本公開未決定のレアな作品を上映。毎年、ここで上映された作品の多くがその後、日本公開が決定しており、ショーケースとして映画業界も注目する部門となっている。今年はベルリン映画祭パノラマ部門観客賞を受賞したヒューマンドラマサスペンス『シリアにて』や、カンヌ映画祭オープニング作品『イスマエルの亡霊たち』、中国アニメ初のベルリン入選作『Have a Nice Day』などを上映。

「CROSSCUT ASIA #04 ネクスト! 東南アジア」では優れたアジア映画を幅広く紹介。ASEAN設立50周年の今年はブリランテ・メンドーサやトラン・アン・ユン、アピチャッポン・ウィーラセタクンなど東南アジアの名監督がイチ押しの東南アジア映画を紹介。昨年の映画祭で上映された行定勲「鳩 Pigeon」(『アジア三面鏡2016:リフレクションズ』の1編)ペナン島ロケを追ったドキュメンタリー『ヤスミンさん』も上映される。

 今の日本を代表する映画をセレクトする「Japan Now」部門では、河瀨直美監督の新作『光』をはじめ、福山雅治、役所広司、広瀬すずという豪華キャストをそろえた是枝裕和監督の話題作『三度目の殺人』、湯浅政明監督作のアニメ『夜は短し歩けよ乙女』など話題の日本映画を上映。

ワールド・フォーカス『Have a Nice Day』 ©2017 Nezha Bros. Pictures, Le-Joy Animation
CROSSCUT ASIA『大親父と、小親父と、その他の話』 ©DNY_PRODUCTIONS
Japan Now『光』 ©2017“RADIANCE”FILM PARTNERS/KINOSHITA、COMME DES CINEMAS、KUMIE
『第30回東京国際映画祭』

【期間】10月25日(水)〜 11月3日(金・祝)
【場所】六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区) ほか 都内の各劇場および施設・ホールを使用
【チケット】一般販売:10月14日(土)より順次、部門ごとに販売開始。※先行抽選販売の3作品『鋼の錬金術師』『泥棒役者』『イスマエルの亡霊たち』を除く。東京国際映画祭 Online Ticket、TIFFチケットセンター チケット販売窓口にて受付
【チケット問い合わせ】東京国際映画祭チケット インフォメーションセンター:050-3786-5444(10月10日〜11月3日 12〜18時(土日祝休み。ただしチケット発売日、TIFF開催期間中は無休)
【URL】http://2017.tiff-jp.nethttp://2017.tiff-jp.net