EXILE ATSUSHI が”ナイト”の称号を授与
EXILEのATSUSHIが27日、東京・帝国ホテルで開催されたイタリア王家サヴォイア家の慈善宮廷晩餐会に出席し、王家騎士団「聖マウリツィオ・ラザロ騎士団」から、”ナイト”の称号と勲章を授与された。
名誉あるナイトに叙任されたATSUSHIは「ナイトの称号の重みを重々に心に受け止め、より一層、慈善活動や社会貢献活動など、一生懸命に取り組んでいけたら」と真摯に語った。
ATSUSHIが受勲した「聖マウリツィオ・ラザロ騎士団」は1572年に設立され、現在、世界33の国に約4,000名の騎士、貴婦人がいる。今日では、慈善活動や人道支援活動に取り組んでおり、ATSUSHIの国際的な文化活動や、社会貢献活動の功績が評価され受勲に至った。
過去の受章者には、明治天皇や昭和天皇といった皇室をはじめ、初代内閣総理大臣の伊藤博文、建築家の丹下健三、茶道裏千家前家元の千玄室、読売巨人軍永久名誉監督の長嶋茂雄、歌舞伎役者の十二代目市川團十郎など、錚々たる面々が騎士団員として名を連ねている。
また、晩餐会のフィナーレでは、欧州貴族など豪華な来賓者が集うなか、ATSUSHIは「エマニュエル王子が、慈善活動のために、こうして日本に来てくださったことに、感謝の気持ちと敬意を評して」と、自身が作詞作曲をし「日本の心」をテーマに綴った「道しるべ」、そして「この曲のような想いで、世界の人々が共に共存できるような世界を想像しながら、夢見ながら、聴いていただけたら」と、ジョンレノンの「Imagine」の2曲を披露した。
イタリアの初代国王を輩出した王家サヴォイア家は、4世紀頃から続く騎士団を5つ束ね、慈善活動や人道支援活動を存在意義として活動。戦後の情勢変化により、日本における騎士団の慈善活動は行われていなかったが、今回の晩餐会を節目に、日本での活動も再開していくという。