宅間孝行が断酒と「人狼」で挑む新作 タクフェス第5弾『ひみつ』開幕
宅間孝之によるエンターテインメントプロジェクト『ひみつ』の東京公演が31日、池袋のサンシャイン劇場でスタート。この日、初公演を控えて、公開ゲネプロが行われ、宅間孝行、戸田恵子、福田沙紀、そして松本利夫(EXILE)が取材に応じた。
鹿児島で19日に開幕。金沢、富山、新潟を経ての東京公演。宅間は「旅から始まるというのがなかなかなくて、かなり一緒にいる時間が長かったので、いままでになかったチームワークで乗り込んできたという感じがある」。
すでにチームワークが出来上がっている。そのキーとなっているのが『人狼』というゲーム。
福田も「お客様の前でお芝居をしていて気を緩める時間もないほど芝居に向き合っています。お休みの時間、宅間が人狼にはまってしまってずっとやっているんですけど、それが芝居にもつながるものがあるんです。(宅間さんは)芝居のためにやっているそうなんです」
松本も「人狼という名のお芝居の話をさせてもらっている」と、にんまり。「ツアーから始めているので、終わってからご飯を食べにいかせてもらったら、人狼という名のお話もさせていただいて、すごくいい雰囲気のカンパニーになっていると思う」。
東京公演の開幕を控え、戸田は「まだまだ発展途上。一日、一回一回を集中していきたい。毎日精神的にも追い詰められていて、独特な終演後の感じがある。こんな感じを感じつつ、一回一回新鮮な気持ちで。まだ12月まであるので、気持ちが切れないようにやっていきたい」と話した。
舞台の製作発表時にはお酒の話題が占めたのに話題は『人狼』ばかりだった。というのも「宅間さんはお酒を辞めてスイーツ男子になっている!」(福田)からだそう。
これまでの公演反響もいいと、宅間は満足そう。舞台は、姉と弟、母と娘、そして地域の人々と紡がれる、涙にあふれた純愛物語。東京公演は11月12日まで同所で。