辰吉ら歴代・現役王者が集結 義援金募る

 世界ボクシング評議会(WBC)のトリプル世界戦が8日、神戸ワールド記念ホールで開催された。当初は東京・両国国技館で開催の予定だったが、震災やそれに伴う計画停電の影響などで直前になって会場を変更したものの、8500人の観衆が集まった。試合はスーパーバンタム級の西岡利晃が9RKOで6度目の防衛、スーパーフェザー級の粟生隆寛が4RKOで初防衛を果たした。フェザー級の長谷川穂積は4RTKOで敗れ、初防衛はならなかった。

 なおこの日は入場口で、辰吉丈一郎、井岡一翔ら現役から歴代王者9人が東日本大震災への義援金を募った。