ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2011 part.2
13年目のSSFF & ASIAが見せる“ショートフィルムのさらなる可能性”!
6月16日(木)〜6月26日(日)
原宿・表参道・新宿・六本木・横浜の5カ所開催!
今年も、ショートフィルムの祭典が幕を開ける! 米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)2011」。13年目を迎える今年、毎年恒例の人気プログラムだけでなく、新登場となるプログラムやイベントも多数。また、今回は原宿・表参道・新宿・六本木・横浜の5カ所にて上映されるので、鑑賞タイミングが増えたのもうれしい。これまでSSFF & ASIAを見たことが無いという人も、いずれかの会場をのぞいてみてはいかが。
ショートフィルムが生んだ絆で復興を応援
ショートフィルムの持つ“映像の力”を伝え続けてきたSSFF & ASIAでは今年、東日本大震災の復興に向け映画祭チケット収益の一部寄付を決定。さらに2つのチャリティー企画を実施した。第1弾は「チャリティショートフィルムプロジェクト」。一般から“思いを込めた写真”を募集し、その写真をつなげて一本のショートフィルムを作るというもの(募集終了)。完成した作品は映画祭で上映される。第2弾は、著名人が超レア&貴重なグッズを出品する、チャリティーオークション。名作『スター・ウォーズ』シリーズの巨匠ジョージ・ルーカス監督や、これまでの審査員など、国内外問わず豪華な顔触れが“映像の力で、日本に笑顔を!”という映画祭の趣旨に賛同し続々参加している。今年はこれまでとは違う“ショートフィルムの力”を実感するはずだ。
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世界の映画人が続々参加!
「SSFF & ASIA 2011 チャリティオークション」
第1弾に出品するのは、SSFF & ASIA創立時から同映画祭を応援しているジョージ・ルーカス監督の直筆サインと、スター・ウォーズの名台詞「May The Force Be With You(フォースとともにあらんことを)」の直筆メッセージ付き「スター・ウォーズ:帝国の逆襲」のメイキング本など。他にも岩井俊二、ガレッジセール・ゴリ、コシノジュンコ、デーブ・スペクター、中田英寿、中村俊輔、蜷川美花、三池崇史、宮本亜門、渡部陽一など、豪華な顔触れが参加を表明している。
<オークション日程>
第1弾 6月11日(土)〜17日(金)
出品者:ジョージ・ルーカス、ジェイソン・ライトマン、ユ・ジテ、サム・テイラー=ウッド
第2弾 6月18日(土)〜24日(金)
第3弾 7月2日(土)〜8日(金)
※第2弾以降の出品者&ラインアップは公式サイトにて順次発表
オフィシャルコンペティション
上映場所 ラフォーレミュージアム原宿/ブリリア ショートショート シアター
“未来の巨匠”たちがグランプリを競うコンペティション(以下:コンペ)。今年、「インターナショナル部門」には映画祭史上最も多い3065作品が応募。うち16カ国・35作品を上映。コンペ出品作品だけでなく、コリン・ファースとキーラ・ナイトレイ共演作『スティーブ』など豪華な作品を集めた「セレブリティショート」も見逃せない。日本とアジアの監督作が集う「アジア インターナショナル & ジャパン 部門」には17カ国から585作品の応募があり、そのうち厳選された17作品を上映。『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク監督作『波瀾万丈』など、特別招待作品も豪華だ。各部門の優秀賞から選ばれるグランプリ作品は、次年度の米国アカデミー賞ノミネート候補作品となる。他にも、観客の投票によって決まるオーディエンスアワードなどの賞があり、今年の賞金総額は500万円以上となる予定だ。
★豪華な「セレブリティショート」を楽しもう (写真左) コリン・ファースとキーラ・ナイトレイが夢の競演を果たした『スティーブ』
★巨匠たちの「マエストロショート」を堪能! (写真中央) 『オールドボーイ』のパク・チャヌク監督がベルリン映画祭金熊賞を受賞した作品『波瀾万丈』
★コンペティションも秀作揃い! (写真右) インターナショナル部門より『カンバセーション・ピース』
無料上映 旅シヨーット!プロジェクト
上映場所 表参道ヒルズ スペース オー/ブリリア ショートショート シアター
「旅シヨーット!プロジェクト」は、国土交通省観光庁とのコラボレーションにより、2010年から始動したプロジェクト。「旅シヨーット!プロジェクト」は、「旅っていいな」「旅がしたくなった」「日本に行きたくなるね」をキーワードに作品を募集する部門。好評つき今年も無料上映を実施。日本にあふれる多彩な観光資源を映像コンテンツとして表現し、世界中の人々に“日本の魅力”を訴えていくことを目的としている。第2回目となる今年も日本各地のさまざまな魅力を伝える作品が勢ぞろい。
また、「日韓観光振興プロジェクト」によって特別製作された2作品も見逃せない。日本人監督によるオールソウルロケの作品『スーパースター』(出演:櫻井淳子、キム・ウンス)と、韓国人監督によるオール鎌倉・藤沢ロケの作品『スマイルバス』(出演:パク・コニョン、リュ・ヒョンギョン)の2作品とも鑑賞し両国の魅力を体感してほしい。韓国旅行気分をそそられる「韓国トラベル・ショート」も必見。
(写真左端) 『スーパースター』/(写真左から2番目) 『スマイルバス』
旅シヨーット!プロジェクト 審査員はこちら!
(写真左から) セイン カミュ(タレント・俳優)/中島信也(映画監督)/菊川怜(女優 ※公式審査員と兼任)
無料上映 ストップ!温暖化部門
上映場所 表参道ヒルズ スペース オー/ブリリア ショートショート シアター/ラフォーレミュージアム原宿
映像の力を信じてストップ温暖化! 今年で4回目を迎え、すっかり映画祭に欠かせぬ部門となった「ストップ!温暖化部門」。地球温暖化防止のための国民運動「チャレンジ25キャンペーン」との連携により、国内外から温暖化防止を訴えるショートフィルムを募り、今年も無料で上映する。今回は、全世界から282本もの秀作が寄せられ、そのうち厳選した13作品を上映。
本部門が多くの支持を得ている理由の1つには、ときにユーモアを、ときに感動を味わいながらも、地球への思いを新たにできるという点。今年の上映作もバラエティー豊かな作品セレクトとなっている。北海道・網走の流氷という、日本の風物詩をテーマに温暖化を考えるドキュメンタリー『流氷はいつやってくる?』。ブロッコリーとマッシュポテトで気候を表現した実験的映画『気候という名の料理』。ドキュメンタリーであっても、フィクションであっても、見終わった後に温暖化防止への思いが残るはず。
(写真左端) 『流氷はいつやってくる?』/(写真左から2番目) 『気候という名の料理』
ストップ!温暖化部門 審査員はこちら!
(写真左から) 石原良純(俳優・気象予報士)/江守正多(気象学者)/黒谷友香(女優)
映画祭史上初企画が続々。13年目の注目ポイントを一挙紹介!
『27年後』
3D部門 supported by SHARP
上映場所 新宿
映画祭初登場として今年注目したいのがこちら、3D部門。3Dの面白さを満喫できるショートフィルムが大集合だ。舞台『テニスの王子様』の川隅美慎とSSFF & ASIA 2010美女暦グランプリの瀬古あゆみ共演作『2028 Belief』、韓国SF映画界の鬼才シン・テラ監督の新作『27年後』など4本を厳選上映。思わず驚くハイグレードな作品ばかりだ。また、山崎貴監督や押井守監督など豪華ゲストが来場するイベントもお見逃しなく!
★スカパー! presents 3Dクリエイターズトークセッション
日時:6月18日19時〜 ゲスト:山崎貴監督ほか
★シャープスマートフォン 3Dコンテスト
CG・アニメーション部門授賞式イベント 日時:6月24日19時〜 審査員:押井守監督ほか
『落としもの』
CGプログラム
上映場所 六本木/表参道/横浜/原宿
こちらも映画祭史上初となるプログラム。2011年米国アカデミー賞短編アニメーション部門受賞作品『落としもの』をはじめ、世界基準のフルCG作品を集めた注目プログラムだ。ショートフィルムならではのドラマチックな展開とCGによる、ダイナミックな演出は見ごたえ満点。ちなみにこちらは、IT関連及びデジタルコンテンツの人材育成スクールなどを運営するデジタルハリウッド株式会社とSSFF & ASIAとのコラボにより実現したもの。日本から世界へ向けて、CGクリエイターの才能を発信する場としても注目したい。
★上映終了後、デジタルハリウッド講師とクリエイターによるトークセッションを行う予定
『パパの思い出』
フットボールプログラム presented by J.LEAGUE
上映場所 表参道/横浜/六本木
Jリーグ設立20周年を記念して新設されたのがこちら“フットボール”をテーマにしたショートフィルムを世界中から集めた「フットボールプログラム」。名作『リトル・ダンサー』のスティーブン・ダルドリー監督が父に思いをはせるサッカー少年の姿を描いた『パパの思い出』、第一次世界大戦中の実話をもとにした感動作『オフサイド』など秀作揃い。フットボールを通して描かれる人間模様とドラマの数々に“映像の力”そして“スポーツの力”を感じとることができるプログラムとして注目したい。
『サイレント スクリーム』
ミュージックShort部門(ジャパン/韓国)
上映場所 表参道/原宿/横浜
本部門で上映されるのは、ショートフィルムの視点でセレクトしたオフィシャルのミュージックビデオ作品と、楽曲をもとにクリエイターが製作したオリジナルショートフィルムだ。今年は、昨年の受賞監督・常盤司郎が、Superflyの楽曲「Ah」をテーマに製作した『皆既日食の午後に』(出演:濱田龍臣他)や、水嶋ヒロが原作、脚本、特別出演を果たした『サイレント スクリーム』などイチオシ作品が満載。韓国ミュージックショートでは韓国で国民的人気を誇るガールズグループ WONDER GIRLS出演作などを上映。
『バス停より愛をこめて』
EOS MOVIE プログラム
上映場所 表参道/横浜
キヤノンのデジタル一眼レフカメラ「EOS」で撮影された映像「EOS MOVIE」。国内応募作品から選りすぐりのショートフィルム作品5本を上映する「EOS MOVIE プログラム」が新登場。カメラで撮影された映画と聞いて驚く人も多いかもしれないが、映像業界で「EOS MOVIE」はスタンダードになりつつある。事実、本映画祭の国内応募作品の約4分の1は「EOS」を使用して撮影されている。高画質なだけでなく、コンパクトなボディーや好感度機能により、最小限のスタッフでのさまざまな撮影を可能にすることから、ショートフィルムの撮影現場でも高い支持を得ているのだ。そんな「EOS」の実力を満喫できる作品を上映。映像に興味のある人は必見のプログラムだ。
『ハートタンゴ』 イタリアプログラム
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『MIRROR 〜a documentary film of UNDERCOVER』 桐生プログラム
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『お父さんの手』 高雄映画祭プログラム
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『ゴッド・オブ・ラブ』 アカデミープログラム
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ブリリア ショートショート シアター
〒220-0012 横浜市西区みなとみらい5-3-1フィルミー2F【交通】新高島駅4番出口から徒歩5分、みなとみらい駅2番出口から徒歩6分【問い合わせ】045-633-2151【営業時間】10〜22時【休館日】火曜【通常料金】一般/学生1000円 シニア800円チケットはシアター窓口、WEB携帯にて販売
ショートフィルムにハマったら…専門シアターにGO!
「トラベルアイス THE大仏」 |
「フルワット」 |
横浜・みなとみらいにあるショートフィルムの専門シアター、ブリリア ショートショート シアターでも、6月18日から26日まで「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」を開催。フランス映画祭2011で上映した短編作品を上映するフレンチ・ショート特集は、本会場限定上映となるのでお忘れなく! また、映画祭期間中しか食べることのできない限定メニューも続々登場。オシャレ&こだわりメニューでも評判のシアターだけに、限定メニューも楽しみ。
さらに6月29日(水)〜8月31日(水)の期間、 2011年度の受賞作品や審査員おすすめ作品で構成するスペシャルプログラムを上映。
また現在、お得な年間パスポートが通常1万円のところ、8400円にて販売中。シアターの特別イベントへの招待など特典たっぷりの、シアター会員も受付中だ。