金子富之展「妖怪実体化」
ミヅマ・アクション 7月21日(木)〜8月13日(土)
「遠野物語」などを育んだ東北の土地がもつ空気にひかれ、同地に渡って活動を続ける若手作家・金子富之の個展。
金子の主な題材は、妖怪や精霊といったミステリアスで土俗的な存在。作品のなかにあって、圧倒されるほどの存在感を放つ彼らは、ファンタジーやメタファーという言葉で片付けられるものではない。神秘性だけでなく、ときには親近感や懐かしさすら感じることがあるのは、誰の心にも彼らが存在するせいなのかもしれない。
ミヅマ・アクションでの初個展となる今展では、これまでの代表作の一部から最新作、ドローイングまで自身の妖怪観により表現した多数の絵画作品で壁を埋め尽くす。
また、ミヅマ・アクションは、今回の展覧会と8月末予定のイベントを持って中目黒のスペースを閉じる予定。
【時間】12〜18時 【休】日月祝 【料金】入場無料 【問い合わせ】03-3793-7931 【交通】東急東横線・日比谷線 中目黒駅より徒歩3分 【URL】http://mizuma-art.co.jp