大関魁皇が引退

 名古屋場所5日目に大相撲の歴代1位の通算勝ち星1047勝を達成した大関魁皇(38)=本名・古賀博之、友綱部屋=が20日、引退を発表した。 年寄「浅香山」を襲名し、今後は友綱部屋付きの親方として後進の指導にあたる。

 初土俵は昭和63年春場所。現役生活23年余りで、38歳の大関は琴ケ浜の35歳を抜いて戦後最年長だった。

 幕内成績は879勝580敗141級。通算勝ち星のほか幕内勝ち星、幕内出場回数(1444)、幕内在位(107場所)はいずれも歴代1位。優勝5回、殊勲賞を10回、敢闘賞を5回受賞し、金星を6個獲得した。