【夏フェス】Yellow Magic Orchestra フジロックでヒットパレード

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 フジロックで最大のステージとなるグリーンステージは、Yellow Magic Orchestraの登場を待つ人でいっぱいになった。スポットライトが会場全体を照らすと、ステージから最も離れた林の中まで人がいる。初日、2日目と断続的に降り続いた雨のせいで、ぬかるみやすい場所はどのアーティストがプレーしても埋まらなかったが、Yellow Magic Orchestraだけは別。会場前方から見る限り、ぎっしりと人で埋まっている。逆に、他のステージで同時間にプレーしているアーティストのことが心配になるほどだった。

 時間になるとステージにスポットライトがメンバーを浮き上がらせる。『FIRE CRACKER』、『Behind The Mask』と明らかにリアルタイムで聞いていない若いオーデイエンスも大盛り上がりだ。坂本龍一、高橋幸宏、細野晴臣、そして小山田圭吾を始めとしたサポートメンバーらから放たれる存在感に圧倒されているうちに、淡々とセットは続いていった。

 気付いたときには『Rydeen』でエンディングに突入。その後も『Cue』『Tong Poo』とたたみかけるようにプレー。この夢の世界にいるような感覚は帰京した今も持続している。

 8月7日には、『WORLD HAPINESS 2011』(夢の島公園陸上競技場)に出演する。ここでは新曲もプレーされる予定だ。