レオ・ルビンファイン 傷ついた街
東京国立近代美術館 開催中〜10月23日(日)
2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件は、新しい世紀を迎えた世界に深い影を投げかけた。写真家レオ・ルビンファインは、アメリカ同時多発テロ事件の数日前に世界貿易センタービルからわずか2ブロックしか離れていない新居に引っ越したばかりだった。この未曽有の事件を間近で体験したルビンファインが、この出来事と向き合うためにカメラを向けたもの…それは一連の事態そのものではなく、世界各地の都市で街を行き交う人々の表情だった。ニューヨーク、ロンドン、モスクワ、東京…ルビンファインは近年テロ事件の起きた世界各地の都市を訪ね、街ゆく人々をストリートスナップの手法で撮影。その表情に浮かぶ陰影を通して、テロリズムが人々の内面に残した「心理的な傷」を見つめる。
【時間】10〜17時(金曜は20時まで・入館は閉館30分前まで) 【休】月曜(9/19、10/10は開館)、9/20、10/11 【料金】一般420円 大学生130円 【問い合わせ】03-5777-8600(ハローダイヤル) 【交通】地下鉄 東西線竹橋駅 1b出口より徒歩3分 【URL】http://www.momat.go.jp