ヨーロッパ企画『ロベルトの操縦』

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 演劇の枠にとどまることなくエンターテインメントの世界を悠々と泳ぎ回るヨーロッパ企画。そのフィールドは映像、イベント、番組制作etc…と多岐に渡る。

 脚本・演出を担当する上田誠はいまや脚本家としてひっぱりだこの存在。外部公演での脚本・演出はもちろん、映画やドラマの脚本、テレビやラジオの企画構成までも手掛ける。役者たちも“客演”といった役者としての活動はもとより、映像制作、執筆活動、デザインといった異分野で活躍中だ。

 そんな彼らの1年ぶりの本公演は“移動”をテーマとした群像劇。自転車に乗るとなぜ鼻歌が出てしまうのか…、船のデッキに出るとなぜ手を振ってしまうのか…、車が大きな橋にさしかかるとなぜ車中で嬌声を発してしまうのか…といった誰でも思い当たる節のあるエピソードをモチーフに“移動する身体”とそこで交わされる会話を描く。

 今回は30回目の節目の公演とあって、これまでを振り返り、より新しいことにチャレンジする公演となるようだ。

【日時】9月8日(木)〜18日(日)(開演は平日19時、土13時/18時、日13時。15日(木)は14時の回あり。火曜休演。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前から発売) 【会場】本多劇場(下北沢) 【料金】全席指定 前売4000円、当日4500円/学生シート(前売のみ・入場時要学生証提示)3500円 【問い合わせ】サンライズプロモーション東京(TEL:0570-00-3337=10〜19時) 【劇団HP】http://www.europe-kikaku.com/ 【作・演出】上田誠 【出演】石田剛太、酒井善史、角田貴志、諏訪雅、土佐和成、中川晴樹、永野宗典、西村直子、本多力、山脇唯/山本真由美、中山祐一朗(阿佐ヶ谷スパイダース)