秋の収穫といえばやっぱりお米!

Farming Garden in 生命の森リゾート

今回のファーミングプロジェクトは、生命の森リゾートの協力により稲刈りを行った。ほとんどの人が稲刈り未経験だが、大好きなお米の収穫とあり、にぎやかな作業となった。

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 秋晴れの4日、千葉県・長生郡長柄町でファーミングプロジェクト初の稲刈りを行った。山のふもとに広がる味庄というこの地区は、腐葉土が栄養となりいいお米ができる場所。この田んぼを育てた林さんから、稲刈りのコツを教えられ、いざチャレンジ!

 まず稲を5束前後握り、根元を鎌で切りさらにそれを5〜7束ずつ重ね、藁の上にバツになるように置く。そしてそのままの形を保ちながらその藁で根元をしっかり縛り、おだ掛けをするまでが、今回の作業だ。おだ掛けとは「おだ」という丸太で組まれたものに稲を干すこと。手間暇はかかるが、おだで米を乾燥させることで、味がグンとおいしくなるという。

 今回は子どもたちの参加が多く、年上の子どもが小さな子どもの面倒をみるなど、協力しながら作業を行っていた。稲の根元は意外に固く、刈り取るのにもコツが必要だが、慣れてくるとドンドンおだ掛けに稲が並び、作業の後半には、新たに丸太を組みおだを作るなど収穫は十分。おだにきれいに並んだ稲穂に子どもたちから歓声が上がった。

 たっぷり2時間稲刈りをしたあとは、みんなが楽しみにしているランチタイム。

 メニューは、今回の作業に合わせて、新米のおにぎりと野菜と豚の蒸し料理、鶏肉のハーブ蒸し、丸ごとパンプキンプリンなど。素材の良さをそのままに残した蒸し野菜は、特製ソースでバーニャカウダ風に。腰を曲げての稲刈りで疲れた体に野菜の栄養が行きわたり、体力も回復していくよう。収穫の喜びと主食である米作りの大変さを実感する1日となった。