聴きながらランニングで脳メンテ
「音楽と走ろう“WALKMAN” supported by adidas」キャンペーンがスタート、ランナーたちの楽しいランニングをサポートしている。そのキックオフイベントとして、脳科学者の茂木健一郎とランニングアドバイザーの市橋有里によるトークセッションイベントが25日、永田町のアディダスランベースで行われた。
イベントではランニングと音楽と脳の関係についてトーク。茂木は、走っているときは頭の中を空っぽにすることができるため、感情や運動、記憶などを束ねているデフォルト・ネットワークが活発になることを示めした上で、「非常に広い視野で次の可能性を検討しようとしたり、脳をスタンバイさせるんです。つまり脳のメンテナンスができる。脳だけじゃなく、心のメンテナンスにもつながる」と、ランニングが脳に与える効果を説明。さらに、「走るリズムを作れること、モチベーションをあげられる」と音楽を聴きながらのランニングを推奨した。
1999年の世界陸上セビリア大会の銀メダリストでもある市橋もランニングと音楽の関係を歓迎。「引退してから音楽を聴いて走るようになりました。自分でリズムを作りにくくなったときはモチベーションが下がったときに聴いています。聴くことでリズムが作れるし、体調に合わせてテンポを変えられるのもいいですね」と話した。
このイベントは、ソニーのヘッドホン一体型“ウォークマン”Wシリーズ『NWD-W263』の発売に合わせて行われているもの。アディダス ランベースでは同機の無料体験貸し出しサービスを実施している。