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読売が清武氏を提訴

 巨人のコーチ人事をめぐり、渡辺恒雄球団会長=読売新聞グループ本社会長兼主筆=を記者会見で批判したとして、球団代表兼GMだった清武英利氏が解任された問題で、読売新聞グループと巨人は5日、名誉を傷つけられたとして、清武氏を相手取り、計1億円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。


韓国が原発の建設を許可

 韓国の原子力安全委員会は4日までに、日本海側の慶尚北道・蔚珍(ウルチン)で計画される原子力発電所2基の新設を許可した。東京電力福島第1原発の事故後、新規の建設を許可したのは初めて。同委員会は南部の古里(コリ)と南東部の月城(ウォルソン)に建設された2基の試運転開始も許可した。


鈴木宗男氏を仮釈放

 受託収賄など4つの罪で服役していた新党大地代表の鈴木宗男元衆院議員が6日午前、服役先の喜連川社会復帰促進センターから仮釈放された。鈴木元衆院議員は昨年12月に収監。捜査や公判段階の勾留日数が差し引かれ、服役の満期は来年4月の見通しだった。残りの刑期は保護観察を受けて生活する。


粉ミルクからセシウム

 明治は6日、粉ミルク「明治ステップ」から、1キロ当たり最大で30.8ベクレルの放射性セシウムを検出したとして、約40万缶を対象に無償交換すると発表した。東京電力福島第1原発事故後に粉ミルクから放射性物質の検出が報告されたのは初めて。検出量は、暫定基準値を大きく下回っている。


東電経費削減 火力売却も検討

 東京電力が福島第1原発事故の処理費用を捻出するため、経費削減額を従来計画から1000億円程度、上積みすることが7日、分かった。今後10年間の経費削減額を2兆5455億円としていたが、設備投資や資材調達などについて幅広く精査し、上積みを目指す。既存の火力発電所の一部については売却も検討する。