『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
名女優が渾身の演技で挑んだ“鉄の女”
©2011 Pathe Productions Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute
英国史上初、かつ唯一の女性首相となり、今なおその業績を称えられるマーガレット・サッチャー。当時の封建的な男性社会の中でも強力なリーダーシップを発揮した彼女を、人は“鉄の女”と呼んだ。そんな生きる伝説・サッチャー元首相の半生を、ハリウッドが誇る名女優、メリル・ストリープが熱演。『マンマ・ミーア!』に続くフィリダ・ロイド監督とのタッグにより“鉄の女”の生身の姿を見事、体現してみせた話題作だ。本作の演技により、ストリープは英国アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞ほか数々の映画賞で主演女優賞を獲得。さらに今年の米国アカデミー賞でも見事主演女優賞を受賞し、3度目のオスカーを手にした。先日の来日会見でストリープ自ら喜びのコメントを語ってくれたのも記憶に新しい。
政治家を目指したきっかけ。初めて出馬した下院議員選挙での落選。生涯、彼女を支え続けた伴侶・デニスとの出会い。そして、政治家として頭角を現す一方で味わった孤独感…。“鉄の女”の涙に心揺さぶられる一本。
STORY:雑貨商の家に生まれたマーガレットは初めての下院議員選挙に落選後、心優しい事業家・デニスと結婚。しだいに政治家として頭角を現していくが、その一方で家族との時間を犠牲にして孤独を抱えるようになる。
監督:フィリダ・ロイド 出演:メリル・ストリープ、ハリー・ロイド他/1時間45分/ギャガ配給/3月16日(金)よりTOHOシネマズ日劇他にて公開 http://ironlady.gaga.ne.jp/a>