エヴァの原点、ここにあり!

館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技 東京都現代美術館 開催中〜10月8日(月・祝)

「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明監督が“館長”となって、その創作活動の原点であり、多大な影響を受けてきた“特撮”の世界を紹介する、注目の展覧会。
 精巧なミニチュアで作られた町や山や海を舞台に、怪獣やヒーロー、スーパーマシンたちが大活躍する様を特殊撮影を使用して描きだす、通称“特撮”。円谷英二が始めた日本の特撮は、昭和のエンターテインメントの一大ジャンルを築き上げた。現在も、その影響を受けたクリエイターや熱心な愛好家は多い。しかしデジタル技術の発展とともに特撮の形も様変わりした、かつて現場で使われてきたミニチュアや小道具などは破壊されたり散逸し、失われつつあるという。それら、貴重な財産を保護したいという庵野監督の思いから実現した本展では、『海底軍艦』(1963年)の轟天号などのメカから、怪獣やヒーローなど、特撮作品に登場したミニチュアたちが大集合。さらに、当時の雰囲気を体感できる“特撮美術倉庫”の再現や、特撮を支えた職人たちの技術紹介、特撮のミニチュアステージを体験できるコーナーなど、特撮ファン感涙の展覧会となっている。また、企画・庵野秀明、巨神兵・宮崎駿、監督・樋口真嗣によるスタジオジブリ最新特撮短編映画『巨神兵東京に現わる』も会場で初公開される。

【時間】10〜18時 (入場は閉館の30分前まで)【休】月曜(8/13・20、9/17・24、 10/1・8は開館。7/17、9/18は休館)【料金】大人・大学生1400円 中高生900円 小学生400円【問い合わせ】03-5777-8600 (ハローダイヤル) 【交通】地下鉄 清澄白河駅 B2出口より徒歩9分【URL】http://www.ntv.co.jp/tokusatsu/