今日も食べ過ぎ東京グルメ探偵 MOTHER’S(六本木)
おいしいものがあると聞けば、調査に行かずにはいられない「東京グルメ探偵」。メタボを気にしつつも食べ過ぎてしまうのがたまにキズ。さて、今日のタレコミは…?
猛暑を乗り切ったご褒美に、ヘルシーで滋養満点のグルメはいかが?
六本木ヒルズ内にある『MOTHER’S』は、高級食材の代表格・フグとスッポンをカジュアルな価格帯で堪能できる、モダンなレストラン。フグというと、お造り、から揚げ、鍋というコースを思い浮かべるが、こちらではフグを焼き肉のように味わう『焼きふぐ』が大人気。主にトラフグのじょう身(骨の無い柔らかい部分)、あら身(骨のある部分)など、刺し身でも食べられる身をその場であぶって、いただく。上品で淡泊な味わいのじょう身はレアで、うまみが強く噛みごたえのあるあら身はミディアムがおススメ。身は、さっぱりしたネギ塩味、食欲をそそるにんにく味、後を引く辛味噌味というオリジナルのタレでもみ込まれており、それぞれがフグのうまさをより引き立てている。厳選したフグを、免許を持った調理師が扱う本格フグ料理でありながら、価格はカジュアルで、単品メニューも豊富。
そしてもう1つの看板メニューがスッポン料理。おススメは、スッポンの肉とスープを堪能した後、そこにご飯を入れて雑炊にする『スッポンの丸鍋』。肉は臭みもなく、皮部分はまさに“コラーゲンを食べている”感じ。身から染みだした滋養が溶け込むスープは、さっぱりとしていながら味わい豊か。雑炊を平らげるまで、箸が止まらない。
実はこの店のメニューの監修をしているのは、第58代横綱・千代の富士こと九重親方。食へのこだわりを貫いてきた九重親方が監修した料理を気軽に楽しめるお店なのだ。もちろん『秘伝 九重部屋のちゃんこ鍋』も人気メニューの1つ。高タンパク、低カロリーで知られるフグとスッポンをカジュアルに楽しんで、残暑を乗り切るべし!
【住所】港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ウェストウォーク 5F 【電話番号】03-5413-9577【営業時間】ランチ11〜17時/ディナー17時30分〜23時(金土&祝前日は23時〜翌5時までバーのみ営業)
【URL】http://www.mothers.jpn.com/