メルセデス・ベンツの最新&注目SUVを一挙紹介! 特集「メルセデスのSUV」part 1

六本木〈メルセデス・ベンツ コネクション〉で試乗できる!

先日、クリーンディーゼルエンジンを搭載した『G 350 BlueTEC』を発表し、大きな注目を集めたメルセデス・ベンツ。ラグジュアリーで都会的なイメージも大きいメルセデスだが、実は世界的にSUVの人気が高い。そのブランド発信拠点であるメルセデス・ベンツ コネクションで試乗できるSUVを紹介! 

クリーンディーゼルの“G-Class”新登場『G 350 BlueTEC』

『G-Class』で初めて“1000万円以下の価格帯”“右ハンドル”“クリーンディーゼル”のモデルが登場したとして、先月発表されるや大きな話題を呼んだ『G 350 BlueTEC』。〈BlueTEC〉とは、メルセデスが開発した、革新的な環境性能を誇るクリーンディーゼルエンジンの技術。その〈BlueTEC〉を一足早く搭載した『ML 350 BlueTEC 4MATIC』などが世界的に好評を得たことも、今回の『G-Class』への搭載につながったようだ。この技術により有害な排出ガスの低減はもちろん、燃費が格段に向上。当然、給油の回数が減るのもうれしい。 

 また『G 350 BlueTEC』では右ハンドル仕様となっているのもポイント。『G-Class』の特徴的なフォルムにあこがれつつも左ハンドルがハードルだったという人に、大きなアピールとなりそう。さらに驚きなのは1000万円をきるという価格帯だ。

 これでいて最大トルクは従来の『G-Class』のV型8気筒エンジン並み。もちろんデザインは『G-Class』とほぼ同様。軍用車として採用されるほどの本格SUVである『G-Class』が、エコ仕様かつ乗りやすくなったとあれば、今後幅広い人に愛されるモデルとなることは間違いない。すでに発表直後から問い合わせが殺到しているというのもうなずける。

イイとこ取りの都市型SUV『GLK-Class』

 オフロードだけでなく街乗りにも適したコンパクトなSUV。大きくて高価格というSUVのハードルを感じさせないモデルだ。SUVながらも『C-Class』より全長が短く、回転半径がコンパクト。乗用車感覚で乗降ができ、目線も高いため乗用車に乗りなれた人でも違和感があまりなく、運転ができる。価格帯も599万円からと低価格だが、実は『E 350』と同レベルのエンジンを搭載しているので非常に“お買い得”な車でもある。

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プロダクト担当が語る「これがメルセデスのSUV」
メルセデス・ベンツ日本株式会社 マーケティング部プロダクト担当
江上浩史さん

 メルセデスのSUVはG、M、GL、R、GLKという5つのモデルがあります。そのうち『R-Class』は現在、少しレアなモデルになっていますが、いずれも他社と比べても高い人気を誇っています。中でも現在『M-Class』はセグメントでトップ(2012年、自社調べ)。メルセデスのSUVのユニークなところは“4駆を感じさせない”ほどのナチュラルな乗り心地。メルセデスの〈4MATIC〉は、どんな道路環境でも快適な走行をサポートするフルタイム4輪駆動システム。パワー以上に安全・安定性を求めたシステムです。また、日本ではオフロードを走るためというより、荷物を載せたり雪道や強風でも安定した走行を求めてSUVを選ぶ人が絶対的に多いです。日常的に使うなら当然、燃費も環境性能も大事です。車重のあるSUVで環境性能をあげるためにはやはりディーゼルが適していますが、クリーンディーゼルの分野をリードしてきたメルセデスが開発した〈BlueTEC〉はその最たるものです。もちろん〈レーダーセーフティー〉など先進の安全システムもSUVの安全な運転をサポートしてくれます。あと意外に“シート”を評価する方が多いですね。メルセデスでは人間工学的に研究されたシートを使用しており、特にSUVに乗る方から疲れにくいという声を多く頂きます。長時間の運転でSUVに乗ることが多いせいか、より違いをはっきり感じるのだと思います。結局、メルセデスの特徴が生かされていることが“メルセデスのSUV”の魅力となっているのかもしれません」