ART 建築×アートが生み出す可能性

磯崎新 都市ソラリス
NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
12月14日(土)〜2014年3月2日(日)

 1997年、ICCのオープニング企画展『海市——もうひとつのユートピア』を監修した建築家・磯崎新を再び迎え、これまでの都市デザイン、アーキテクチャ論を超える新たな都市像を考える場として企画された展覧会。タイトルのモチーフとなっているのは、スタニスワフ・レムによるSF小説。後にアンドレイ・タルコフスキー監督により『惑星ソラリス』として映画化されたことでも知られている。
 会場では、1960年代から現在に至るまで磯崎が手がけてきた都市計画プロジェクトの変遷をたどると同時に、複数の参加者の介入によって変化していくワーク・イン・プログレスの形で展示が展開。現在、中国で進行中の磯崎の最新のプロジェクト『鄭州都市計画』を取り上げ、ワークショップやディスカッションなどを通じて、都市像の新たな可能性を模索していく。

【時間】11〜18時(入館は閉館の30分前まで)【休】月曜(月曜が祝日の場合翌日)、年末年始(12/28〜1/3)、保守点検日(2/9)【料金】一般・大学生500円 高校生以下無料【問い合わせ】0120-144199【交通】京王新線 初台駅 東口から徒歩2分 東京オペラシティタワー4階【URL】http://www.ntticc.or.jp/

未来を担う美術家たち 16th DOMANI・明日展
国立新美術館 12月14日(土)〜2014年1月26日(日)

 若手芸術家の育成・支援を目的に、文化庁が昭和42年から行っている新進芸術家海外研修制度(旧:芸術家在外研修)。その研修の成果発表として過去15回にわたり開催されてきた『DOMANI・明日展』。
 今年の出展作家は、榊原澄人(メディア芸術 2003年度派遣・イギリス)、徳丸鏡子(陶芸 2003年派遣・アメリカ)、川上りえ(彫刻 2006年度派遣・アメリカ)ら8名。
 また、16回目を迎える今回は初めて“建築”というジャンルも紹介。“未来の家”という緩やかなテーマを設け、43名の建築家たちがひとつのにぎやかな市場のようなスペースを作り、他ジャンルのアーティスト8名と競演。それぞれの作家が思う“未来の家”とは?

【時間】10〜18時(金曜は20時まで。入場は閉館の30分前まで)【休】火曜および12/24〜1/7は年末年始メンテナンス休館【料金】一般1000円 大学生500円【問い合わせ】03-5777-8600(ハローダイヤル)【交通】地下鉄 乃木坂駅 6番出口(美術館直結)【URL】http://domani-ten.com/