今日も食べ過ぎ東京グルメ探偵 シャブリーゼ(新宿)
おいしいものがあると聞けば、調査に行かずにはいられない「東京グルメ探偵」。メタボを気にしつつも食べ過ぎてしまうのがたまにキズ。さて、今日のタレコミは…?
新宿・歌舞伎町にラグジュアリーなしゃぶしゃぶ専門店がオープンしたというタレコミが入った。歌舞伎町だけに、若干緊張の面持ちで店内に潜入。実は探偵、以外に小心者で、大都会やラグジュアリーという言葉にちょっと及び腰なのだ。しかし、店に足を踏み入れると迎えてくれたのが、笑顔がかわいい女性。よく見ると、ほかのサービスマンも全員若くて可愛らしい女の子。その笑顔に癒され、案内されてテーブルに。落ち着いて店内を見回すと赤と黒を貴重にしたオシャレなインテリア。和洋折衷で、ライトやシャンデリアにもこだわりが感じられとっても素敵。カウンター、テーブル、掘りごたつになった座敷、テラス席、そして個室と使い勝手も良さそうなのもマル。
さて、肝心のしゃぶしゃぶだが、3900円から8900円までの4つのセットメニューで提供。今回は前菜1種と特選黒毛和牛、国産野菜盛り、竹筒つみれ、稲庭うどん、香の物、デザートの「月セット」(6900円)をオーダー。前菜の「ほたてのカルパッチョ」は、トマトとコンソメジュレがアレンジされ、爽やかで食欲をそそるひと品。そして肉が登場! さすがA5ランクの国産黒毛和牛。置いておくだけで、表面の油が溶け出し、キラキラと輝いている。それを先ほど席に案内してくれた女性が、出汁のきいた鍋にドボン。そしてしゃぶしゃぶしてくれて、いいころ合いになったところで、すっと引き上げ湯切り網のついた小鉢に入れてくれる。そう、ここではテーブル担当のサービスウーマンが、お鍋のケアをしてくれるのだ。肉も野菜もくずきりもベストコンディションで食べられるのだからおいしいに決まってる! 特に肉は、程よい柔らかさのものを、これもこだわりのポン酢とゴマだれでいただくと、口に入れた瞬間に優しくほぐれ、その香りとうまい脂の味わいを残しすっと胃の中へ。湯切り網が付いてるから、つけダレが薄まらないという配慮もうれしい。「竹筒つみれ」は、軟骨と豆腐が入っているので、豆腐のふわふわ感に、軟骨のコリコリ感がちょうどいいバランス。そして、締めのうどんは、佐藤養助というブランドの稲庭うどん。細くてもちもちとしたうどんを白だしと、肉と野菜のエキスがたっぷりと入ったお鍋の汁で食べると、幸福感がわきおこる。ドリンクメニューも豊富だし、しゃぶしゃぶとともにシャブリを楽しむというスタイルもシャブリスト(探偵命名)には、たまらない。歌舞伎町でオシャレにしゃぶしゃぶを楽しめる店に認定!
【住所】新宿区歌舞伎町1-27-1 フィルドニアビル3F【TEL】03-3202-1900【営業時間】17時30分〜24時※金・土は25時まで【定休日】無休