2014年気になるアイテム「スポーツ」
2014年はソチ五輪、サッカーW杯など国際的なスポーツイベントが盛りだくさん。楽天の田中投手も多分メジャーに挑戦するので、スポーツが大きくフューチャーされる一年になりそう。でもそれだけじゃつまらない、というわけで今年もやります新年第1号恒例の特別企画。TOKYO HEADLINE編集部が、当たったら“ほらやっぱり”、外れたら“ちょっと早すぎた…”の精神で、独断と偏見と思い込みと願望を込めて、2014年に流行りそうな気になる人、モノ、イベント、etc…をピックアップ。
2014年は国際的なスポーツイベントが目白押しだ。
まずは2月7日に開幕する「ソチオリンピック」(23日まで)。2012年の夏のロンドン五輪では史上最多の38個のメダルを獲得した日本選手団。冬季もメダルが狙える競技がいくつかある。
今や日本のフィギュアスケートのレベルは世界一といっても過言ではないだろう。男女ともに、オリンピックでメダルを狙える選手が多数おり、本番よりも代表になることのほうが大変だ。
案の定、昨年12月21〜23日に行われた全日本選手権では、優勝者は五輪代表に内定とあって、ボーダーライン上の選手のふんばりもあり、熾烈な争いが繰り広げられた。
結局、男子は羽生結弦、町田樹、高橋大輔の3人が代表に選ばれた。羽生、町田は今大会でも1、2位。高橋は5位だったが、世界ランクと今季ベストスコアが、3位だった小塚崇彦を上回り、3人目の座を勝ち取った。また今回のソチ五輪からフィギュアスケートは団体戦も行われることから、実績のある高橋にはリーダー役としての期待もあったと思われている。
女子は鈴木明子、浅田真央、村上佳菜子の3人。4月に女児を出産し、全日本の成績しだいでは五輪出場も可能だった安藤美姫の演技にも注目が集まったが、残念ながら7位に終わり、奇跡の逆転五輪はならなかった。
全日本では浅田がフリーでミスを連発し、不安を残した。ほぼ内定と予想されていた選手も、全日本に照準を合わせていたこともあり、ソチまでに調子をキープすることが今後の課題となる。
1994年のリレハンメル五輪のときの男子スケートのように国内の選考レースにピークを持っていってしまったために本番ではイマイチ成績が振るわなかったという例もあることから、選手たちには気負うことなく万全の体調で望んでほしいものだ。
また今回からオリンピック種目となった「女子ジャンプ」の高梨沙羅にもメダルの期待がかかる。今シーズンはワールドカップ女子個人で開幕から3連覇(12月22日現在)と絶好調。メダルは確実、問題はその“色”のみという状態だ。
6月にはブラジルでサッカーの『2014 FIFAワールドカップ(W杯)』が開催される。昨年12月6日に行われた組み合わせ抽選会では日本は、コロンビア、ギリシャ、コートジボワールとグループCに入った。ウルグアイ、コスタリカ、イングランド、イタリアのグループDほど“死の組”感はないものの、油断はならない。というより、アメリカの著名な統計家のネイト・シルバー氏がW杯で各国がグループ突破する可能性を計算したところ、日本は「24.1%」だそうだ。一見「4分の1? 4チームだから当たり前じゃん」なんてバカなことは言ってはいけない。この数字はグループCの4チームの中で最低。つまり日本の予選突破は相当難しいと予想されているのだ。
ちなみにこのシルバー氏は2008年のアメリカ大統領選挙で全50州の勝敗予想をすべて的中させさせているという。まあ同氏がどれだけスポーツに造詣が深いかは分からないので、数字通りには受け取れないのだが…。
机上の計算なんかより気になるのは、念願のビッグクラブ、ACミランへやっと移籍した本田圭祐が新天地でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、ということ。本田が試合に出られず、調子を落とすことがあったら、日本代表にとっては致命的。本番前からサッカーのニュースはチェックが必要だ。
8月には「女子ラグビーワールドカップ」がフランスで1〜17日の日程で開催される。日本代表は惜しくもアジア地区の決勝でカザフスタンに敗れ、出場はならなかったが、2016年のリオデジャネイロから男女の7人制ラグビーがオリンピック種目となり、2019年には日本で男子のワールドカップが開催される。
特に2019年はホスト国として、世界の人に「日本人ってラグビーあんまり好きじゃないみたいじゃん」って言われたらちょっとカッコ悪いから、今からちょっとずつラグビーを見て勉強しておきましょう。
サッカーW杯の開催が近づくに伴って、ブラジル由来のアイテムやサービス、ブラジル関連商品に注目が集まりそうだ。
例えば、ブラジル生まれのフルーツ、アサイー。ポリフェノールなど高い栄養価で人気を呼び、最近ではコンビニエンスストアなどでも関連商品が売られ、身近に。さらにこの人気は高まりそうだ。
ファッショナブルなビーサンとして人気が爆発しここ日本でも定番となった「ハワイアナス」や、ラバーシューズの「メリッサ」を筆頭に、新興ブランドの活躍を含めてファッションエリアにおいてもますます注目を集めそうだ。
そして、ここ日本で注目したいブラジルが、ティーンを中心にすでに人気上昇中の群馬発のブラジリアンガールズユニット、リンダ3世。この年末からさまざまなメディアへの露出も増え、大ブレイクの兆し! 1月29日には新曲『日灼けマシーン』をリリース。キャッチーなエレクトロチューン、挿入されるサンバなど聞きごたえのある楽曲に腰砕けになる人も続出か。
『日灼けマシーン』はDVDとCDでリリース。B-POPより29日発売。ともに952円・税別