俳優休業前のディカプリオが主演する注目作! 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

 レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が5度目のタッグを組み、実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの破天荒すぎる半生を描いた注目作。アカデミー賞前哨戦としても注目を集める第71回ゴールデン・グローブ賞では、主演のレオナルド・ディカプリオがミュージカル・コメディー部門の最優秀主演男優賞を受賞。同賞の受賞は、スコセッシ監督とタッグを組んだ『アビエイター』で主演男優賞(ドラマ部門)を受賞して以来2度目。授章式では「まさかミュージカル・コメディー部門でも受賞できるとは思わなかった」と笑顔でスピーチしたディカプリオ。俳優休業宣言をしたディカプリオだが、まだまだ注目を集め続けることは必至。ディカプリオ史上、最高の演技との称賛もあり、待望のアカデミー賞でのオスカー受賞も期待が高まっている。
 そんなディカプリオが本作で演じたのは、貯金ゼロから年収49億円を手にした実在の証券マン。金儲けから金の使い方まで、すべてにおいて常識破りの存在として注目を集め“ウォール街のウルフ”と呼ばれた、ジョーダン・ベルフォートだ。学歴もコネも無かった彼がいかにして金融界の頂点に立ったのか。10年の破天荒な日々の後、なぜ一夜にして転がり落ち、すべてを失うことになったのか。その驚愕の真相とは…。
 共演は『ダラス・バイヤーズクラブ』(2月22日公開)のマシュー・マコノヒーら実力派に加え、『マネーボール』でも注目を集めたジョナ・ヒルや『アーティスト』のフランス人俳優ジャン・デュジャルダンといったコメディー出身俳優も存在感を見せる。スコセッシ流のストーリーテリングとユーモアで描かれる、ハチャメチャすぎる男の成功と転落。もはや笑うしかない!?

STORY:22歳でウォール街に乗り込んだジョーダン・ベルフォート。彼には学歴もコネも経験も無かったが、誰も思いつかない斬新なアイデアと一瞬にして人の心をつかむ話術で、またたく間に成り上がっていく。26歳で証券会社を設立、年収49億円を稼ぎ出し時代の寵児となるが…。
監督:マーティン・スコセッシ 出演:レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マシュー・マコノヒー他/2時間59分/パラマウント ピクチャーズ ジャパン配給/1月31日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズ他にて公開 http://www.wolfofwallstreet.jp