表現方法、息遣い、存在感…舞台はやっぱり生じゃないと!!

壱組印 大谷亮介ひとり祭り『男の人生六十年』

 東京壱組解散後、「壱組印」を結成し、座長を務める大谷亮介。壱組印では歌や器楽演奏を取り入れるなど、型にはまらない作品作りに挑む。その一方では篠井英介、深沢敦とのユニット「3軒茶屋婦人会」から大劇場での翻訳劇への出演など幅広い作品で活躍。舞台以外でも人気テレビドラマ『相棒』で長くレギュラーを務めるなど、バイプレーヤーっぷりを発揮している。
 その大谷が今年還暦を迎え、それを記念し「ひとり祭り」を開催する。その内容は一人芝居の二本立て。人気作家である扉座の横内謙介とモダンスイマーズの蓬莱竜太が新作を書き下ろしという豪華版。

 横内の『三蔵法師剃髪千四百年追善 〜八戒法話〜』は三蔵法師、孫悟空らとの西方浄土の旅から帰った猪八戒のお話。煩悩のため成仏させてもらえなかった八戒を演じる。蓬莱の『夫婦宇宙旅行』は近未来を舞台とした大阪の夫婦のお話。福引で当たった宇宙旅行に行くための夫婦の激闘の日々を描く。

“お祭り”ということもあって、全ステージ、ゲストを招いてのアフタートークも開催。大谷亮介だらけの6日間だ。

【日時】5月27日(火) 〜6月1日(日)(開演は火水金19時、木日14時、土13時/18時。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前)【会場】ザ・スズナリ(下北沢)【料金】椅子指定席3900円/ベンチ自由席3600円/24歳以下3000円(入場時要身分証提示)【問い合わせ】プリエール(TEL:03-5942-9025=平日11〜18時 [壱組印HP]http://ichikumi.net/ )【作】横内謙介(扉座)、蓬莱竜太(モダンスイマーズ)【演出】大谷亮介【出演】大谷亮介/草野とおる、大塚健司