アジア最大級! ショートフィルムの映画祭が華やかに開幕!

 米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2014』(SSFF & ASIA 2014)のオープニングセレモニーが29日、都内にて行われ、審査員や俳優など豪華ゲストが勢揃いした。

 今年で16回目を迎える、アジア最大級の短編映画祭。30日から6月15日までの期間中、無料で国内外の豪華なショートフィルムを楽しむことができる。

 オープニングセレモニーでは、映画祭代表の別所哲也とフェスティバルアンバサダーのLiLiCoによる司会のもと、観光映像大賞(観光庁長官賞)や地球を救え! 部門の J‐WAVEアワードと環境大臣賞の発表、LEXUS SHORT FILMSのワールドプレミア上映などが行われた。

 地球を救え!部門で審査員を務めるフィギュアスケーターの安藤美姫、お笑い芸人で映画監督の品川ヒロシも登壇。初めて短編映画の審査員を務めることについて安藤は「スケートでもフリーとショートのプログラムがあるのですが、短い時間でどう表現するかという点に、すごく共感しました」とコメント。安藤を次回作で起用してみては、と提案された品川は「僕は芸人でもあるので“すべる”のは縁起が悪いかな(笑)」と返して会場の笑いをとっていた。

 また、俳優の斎藤工の初監督作『半分ノ世界』もお披露目された。同作は、大橋トリオの楽曲『HONEY』をモチーフに、女子高生と定時制高校に通う青年の交流の物語を綴った作品。SSFF & ASIAと総合エンタメアプリ『UULA』のコラボによる、ショートフィルム特別製作プロジェクトの作品。以前から大橋の大ファンだったと明かした斎藤は「恋愛というより、人と人とがつながっていく作品を作りたいと思わせる歌でした。撮影を通して、一生で一番たくさん聞いた曲になりましたが、何度聞いても満たしてくれた。スタッフ一同、大橋さんの楽曲に救われました」と、振り返った。他にもこの日は、倉科カナ、パックン、原幹恵、菜々緒、駿河太郎らが出席しオープニングを華やかに飾った。

 同映画祭は5月30日~6月1日に表参道ヒルズ スペースオー、6月3~8日にラフォーレミュージアム原宿、5月30日~6月15日に横浜のブリリア ショートショート シアターで無料上映される。