『印象派 NEO vol.2−灰かぶりのシンデレラ−』6月12日開幕 夏木マリ&西島千博

西島「ふだんとは違う自分が見せられるので、ラッキーなんです」

性別にこだわりはなかった?



夏「ええ、美しい身体言語を持っていらっしゃる方であれば、ジャンルも関係ありませんでした。たまたま西島さんは自分の踊りというものを持っていらっしゃるので、西島さんのメーンのシーンは西島さんのコレオグラフとかクリエーションでやっていただきたいとは思っています」

ここまで出演を熱望された西島はどんな気持ち?



西「実は前から印象派には興味を持っていましたので、いつかそういうお話がいただければいいな、とは思っていたんです。でもシンデレラという役で呼ばれるとは思ってもいなかったので、それはすごく意外でした」

 今まで何かの仕事で一緒になったことは?

夏「なかったですね」
西「ホントにこの前のラジオが初めてでしたね」
夏「作品は何回も拝見はしているんですよ。でも一緒に舞台に立ったことは…。もちろんジャンルも違いますし、私、踊れないので(笑)」

まさに見つけたという感じ。



夏「見つけちゃったんですよ(笑)。勇気ある決断をしていただいて本当にありがとうございます」
西「ホントにすごいタイミング。僕も何か新しいことをやりたいなと思っていたところだったので、ありがたかったです」

ちなみに西島は稽古に入るまではなにも情報が与えられなかったという。



夏「お伝えしたのは“西島さんはシンデレラ!”。それだけでした(笑)」
西「でも僕もクリエイションをするときに似たようなことをやっているんです。ダンサーたちに何も与えずに“とにかく稽古場に来て”ということも結構やるんですよ。だからマリさんのやり方は分かるので、あえて何かをくれとは言わないし、待てたんです」