時空を超えて、体感する「ミッション[宇宙×芸術]−コスモロジーを超えて」

東京都現代美術館 開催中〜8月31日(日)

 日本人として初めてISSの船長を務めた若田光一宇宙飛行士の帰還や、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」の打ち上げ成功など、今年も宇宙関連の話題が熱い。東京都現代美術館では、ますます身近になっている現実の宇宙と、芸術家たちによるイマジネーションの宇宙をともに紹介しながら、宇宙とアートの新たな可能性を探る展覧会が開催される。

 宇宙にまなざしを向けてきたアーティストは多く、粒子や宇宙線による作品、人工衛星によるサテライトアートなどが生み出されてきた他、ISSの日本実験棟・きぼうでは芸術実験なども行われている。本展では、アートインスタレーション、人工衛星やロケットの部品などの実際の宇宙開発に関わる資料、宇宙に関連した文学やマンガ、アニメーションなどのエンターテインメント作品を紹介。さらには、スーパープラネタリウム『MEGASTAR』や、無重力空間をイメージできる『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』などの参加体験型作品の展示や、トーク&イベントも実施する。

【時間】10〜18時(7/18、25、8/1、8、15、22、29は21時まで)入場は閉館の30分前まで【休】月曜(7/21は開館)、7/22【料金】一般1300円 大学生・専門学校生・65歳以上1000円 中高生800円 小学生以下無料【問い合わせ】03-5777-8600(ハローダイヤル)【交通】地下鉄半蔵門線 清澄白河駅B2番出口より徒歩9分【URL】http://www.mot-art-museum.jp/