巨匠たちの根源に迫る!「岡本太郎の目玉」
岡本太郎記念館 開催中〜9月28日(日)
巨匠・岡本太郎の“眼”をモチーフとした作品約50点が一堂に集結! 1996年に岡本太郎が84歳で亡くなるまで岡本太郎のアトリエ兼住居だった岡本太郎記念館。その存在が息づく空間で“岡本太郎の目玉”が命のパワーを放つ。
静物や富士山を描かず、“いのち”を描き続けた岡本太郎。それゆえ、彼の多くの作品には顔がある。ことに晩年は顔、それも“眼”ばかりを描いていたという。それらの作品は荒っぽく未完成で、代表作とは言えないようなものばかり。一体なぜ、芸術家人生の総仕上げのときに、太郎は子供のような絵を描き続けたのか。そしてそれはなぜ“眼”でなければならなかったのか。
本展では、目玉の作品で壁を埋め尽くし“眼”の発するパワーを体感できる空間も演出。岡本太郎が、宇宙と合体する穴としてとらえた“眼”に囲まれ、見つめられ、見つめ合いながら、命を描き続けた巨匠の思いに近づいてみては。
【時間】10〜18時(入館は閉館の30分前まで)【休】火曜【料金】一般620円、小学生310円【問い合わせ】03-3406-0801【交通】地下鉄 表参道駅より徒歩8分【URL】http://www.taro-okamoto.or.jp/