独創的な才能にゾッコン!『岡本太郎の言葉』

岡本太郎記念館  10月1日(水)〜2015年2月15日(日)

 岡本太郎というと、独特なビジュアルの絵画や彫刻作品を思い浮かべる人は多いが、彼はそういった作品だけでなく言葉にも情熱を傾け、多くの著作や文章を残している。芸術論からエッセイまで、テーマやジャンルは多彩だが、その根底に一貫しているのは“どう生きるか”という命題だった。

 本展では、伝統や文化、本人もこよなく愛したスキーについて、さらには男女の機微まで、さまざまなことを語った岡本太郎の言葉にフォーカスし、太郎の生き様に迫る。2011年に東京国立近代美術館行われた『生誕100年 岡本太郎展』では、その言葉がちりばめられた空間も登場し、そのインパクトも大きな話題を呼んだ。今回は、実際に岡本太郎が住居兼アトリエとして暮らしていた空間での展示となるだけに、展示される“言葉”の一つひとつが、さらに生き生きと伝わってくるかもしれない。会期中は、館内展示作品解説を交えながら、岡本太郎の魅力を紹介するギャラリートークも実施。世界観をより近くに感じてみては。

【時間】10〜18時(入館は閉館の30分前まで)【休】火曜(祝日の場合は開館) 年末年始(12/28〜1/4)※9/29は臨時休館【料金】一般620円、小学生310円【問い合わせ】03-3406-0801【交通】地下鉄 表参道駅より徒歩8分【URL】http://www.taro-okamoto.or.jp/