フジロックフェスティバルの興奮が再び! The Heavey

 今夏のフジロックフェスティバルで、朝早い出番であったにも関わらず、多くのファンを集めて、エネルギッシュなライブで楽しませてくれた、英ロックバンドのThe Heavey(ザ・ヘヴィー)が単独でジャパンツアーを開催。東京でも21日、フジロックの興奮を再び体感させてくれそうだ。

 バンドは、UK南部に位置するバース出身の4人組。黒人ボーカルが世界を躍らせたブロックパーティーを彷ふつとさせるが、The Heaveyはその名の通り、ズトンと重厚感のあるロックとソウルのグルーヴが融合した魂を揺さぶる音楽を響かせる。

 2008年のデビューからすでに3枚のアルバムを発表。彼らの楽曲は本国UKはもちろん、北米でも愛されて、CMや映画『ザ・ファイター』、同『テッド』のトレイラーなどに使用されて注目の的となった。ここ日本ではというと、何よりも楽曲だ。小栗旬が桃太郎役で出演した、CMの枠を飛び越えたかっこよさで人気を集めたペプシのCMシリーズのパワフルな楽曲『Same Ol’』で、多くの人の心をわしづかみにした。

 フジロックではとてつもないパワフルかつソウルフル、そしてファンキーなグルーヴを苗場中に響かせたが、それがライブハウスという密閉空間になったときどのように変化して魅力を放つのか。それを知るには、自分自身でその場に行って、目撃・体験するほかに方法はない。

【日程】10月21日(火)18時開場/19時開演【会場】LIQUIDROOM(恵比寿)【料金】前売スタンディング6500円(ドリンク代別)【問い合わせ】SMASH 03-3444-6751