『リーガルハイ・スペシャル』堺雅人が「法廷で正論」?
堺雅人と新垣結衣が主演する人気ドラマシリーズ『リーガルハイ』のスペシャル版(22日放送)の完成披露試写会が13日、都内で行われ、堺、新垣ほか、大森南朋、吉瀬美智子、剛力彩芽の主要キャストが舞台挨拶にたった。堺は、「これまでのファンの方、初めての方も楽しんでいただける作品になっていると思う」。新垣は「今までとは一味違う。古美門先生はドストレートなんですが、最後には何枚も上手ってところを見せてくれます」と、PRした。
2度目となるスペシャルで扱うのは、医療過誤。堺は「今回は『白い巨塔』のオマージュになっていて、僕たちのふざけてる部分とふざけてない部分がうまい具合にミックスされています。『白い巨塔』のファンにも見ていただいてお叱りの言葉をたくさんいただきたい」と、作品を紹介した。
とはいえ、やはり見どころは法廷シーン。堺&新垣演じるテコボコ弁護士コンビが、大森南朋演ずる"たかり"専門の弁護士と正面から対決する。
同シリーズでの堺の演技や法廷でのセリフ回しやスピードを見て、「リーガルハイの話が来ても絶対受けない」と思っていたという大森は、「(法廷シーンは)小劇場というか、演劇の本番をやるような感じで大変な緊張感でしたけど、楽しくやらせていただきました。堺君のすごい芝居も見せていただいて、この人は前走ってるなって思いましたね」と、絶賛。
それを受けて堺は、「法廷で初めて正論を吐いたと思います。久しぶりにまともなセリフを言った気がしますね」としたうえで、「掛け合いががあって、(相手から)もらったパワーでやってます。南朋さんの芝居がすごく良かった」と、振り返った。
フジテレビ系にて、22日午後9時放送。他出演は、古谷一行、東出昌大ら。