現代アートの登竜門で若手作家をいち早くチェック!
VOCA展2015 現代美術の展望─新しい平面の作家たち
上野の森美術館 3月14日(土)〜30日(月)
全国の美術館学芸員、ジャーナリスト、研究者などが、40歳以下の若手作家を推薦し、その作家が平面作品の新作を出品するという方式により、全国各地から未知の優れた才能を紹介してきたVOCA展。これまでにも、福田美蘭(1994年VOCA賞)、やなぎみわ(1999年VOCA賞)、蜷川実花(2006年大原美術館賞)、清川あさみ(2010年佳作賞)など、現在多方面で活躍している作家たちが出品。「平面」という一貫した切り口で、その時代の若手作家たちの感性を紹介してきた。
今回は、34人の推薦者により34人の作家が出品。グランプリとなるVOCA賞に輝いたのは、シルクスクリーンで数十から百回ほどインクを重ねるという独自のスタイルで作品を制作する小野耕石の『Hundred Layers of Colors』。他、VOCA奨励賞に岸幸太、水野里奈、佳作賞に松岡学、松平莉奈、大原美術館賞には川久保ジョイが選ばれた。
現代アートのプロフェッショナルたちが推薦した、全国の若手作家の才能に触れてみて。
【時間】10〜18時【休】会期中無休【料金】一般・大学生500円 高校生以下無料【問い合わせ】03-3833-4191【交通】JR 上野駅 公園口より徒歩3分【URL】http://www.ueno-mori.org/