手塚治虫の名作を舞台化『ドン・ドラキュラ』 父親演じるケンチ 反抗期の娘に手こずる
EXILEのパフォーマーで役者の橘ケンチが主演する舞台『ドン・ドラキュラ』が、渋谷のアイア 2.5 シアタートーキョーで上演中だ。ケンチ演じるドン・ドラキュラは反抗期の娘を持つ父親という役どころで、劇中では言うことをまったく聞かない娘にやられっぱなし。娘の男友達にお父さんと呼ばれては「お前にお父さんと呼ばれる筋合いはない!」、ボーイフレンドに「(娘の)頭をポンポンするな!」と切ないお父さんドラキュラを演じている。8日同所で行われた公開稽古の前には「自分の娘だったら溺愛します」と話したが、本舞台でもその溺愛っぷりが見られる。
手塚治虫の名作を初めて舞台化したもの。ふんだんに笑いの要素が散りばめられているが、最後にはほろりとさせる展開になっている。共演の池田鉄洋は「見たことのないケンチさんが見られる」とPRした。14日まで同所で。