EXILE TETSUYAが今期初講義

淑徳大学人文学部表現学科で今年も客員教授を務める

 昨年に引き続き、淑徳大学の客員教授を務めるEXILE TETSUYAの今期1回目の講義が16日、同大学で開催された。
 TETSUYAが行うのは人文学部表現学科の「現代表現論」。

 TETSUYAはまず「今日から講義が始まるんですが、一生懸命頑張っていきます。楽しい時間が過ごせるように。みなさんよろしくお願いします」と挨拶。講義に移るにあたり、指示棒を取り出すと一気に“教授”モードに切り替わる。

 まずは自らがここで教鞭を執ることになった経緯を生い立ちとEXILEでの活動を絡めて紹介。その中でさりげなく“夢の大切さ”を織り込むTETSUYA。

 そして本格的な講義へと移る。

「色紙にそれぞれの夢を書いてください」

 制限時間は5分。ここではTETSUYAも自らの夢を色紙にしたためた。

 そして次の課題は「30秒で自分の夢をプレゼンしてください」。

「ええーっ!?」とみんなが声を上げるなか、一人の男子学生が勢いよく手を挙げる。どうやらクラスでも率先して行動するタイプの学生のようで、強烈な個性を発揮し、プレゼン終了。この彼に気圧されることなくその後も手を挙げる学生が続き、10人が自らの夢をプレゼンした。

 TETSUYAの夢は「2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開会式で踊りたい!!」というもの。ちなみに昨年も同じだった。

 TETSUYA自身、「この夢を実現するためにどうすればいいかを考えた」結果、生まれたのが「EXILEパフォーマンス研究所」。その中で行っている活動や研究成果を紹介するなかで、夢に向かって努力することの大事さをさりげなく伝えた。

 次回の講義からは場所を体育館に移し、ダンスの授業を行う。最終的には「人前で踊れるようにしたい」と学生たちに目標を設定。「しっかり予習してきてください」とダンスの教則本とDVDを配布した。

 いくつかの質疑応答でこの日の講義は終了。最後に「生きているだけでそれが表現なんだなって思う時がよくあります。表現には正解も不正解もない。自分が“こう”と決めたら、それでいいと思います。自分の表現というものを100%一生懸命することによって、さらに高い自分になっていくんじゃないかと思っています」と挨拶した。