“かたち”に感じる、考える「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」
森美術館 開催中〜7月5日(日)
パリのポンピドゥー・センターの分館として2010年にオープンしたポンピドゥー・センター・メスと、多彩な文化活動を支援しているエルメス財団による共同企画で開催された展覧会が、日本に巡回。ポンピドゥー・センターをはじめ、ピカソ美術館、ル・コルビュジエ財団、国立自然史博物館といったフランスの名だたる美術館、博物館のコレクションから、本邦初公開品を含む名品が多数出展されている他、日本展限定で、長次郎の黒樂茶碗など日本文化の名品も登場する。
会場に集うのは、世界各地から集められた、古今東西、多種多様な“シンプルなかたち”の数々。古くは先史時代の石器から現代アートまで、ジャンルは美術や工芸、デザインの領域はもちろん、考古学や生物学、機械工学の影響を受けた作品約130点の作品が一堂に展示される。
さらに本展では、森美術館のための新作も登場。グザヴィエ・ヴェイヤンや大巻伸嗣ら日仏の現代アーティストたちが森美術館の広い空間を生かした大型インスタレーションを展開する他、田中信行、黒田泰蔵も新作を発表する。
【時間】10〜22時(火曜のみ17時まで。5/5は22時まで。入館は閉館時間の30分前まで)【休】会期中無休【料金】一般1800円 高大生1200円 子供(4歳〜中学生)600円 シニア(65歳以上)1500円【問い合わせ】03-5777-8600(ハローダイヤル)【交通】地下鉄 日比谷線 六本木駅より徒歩0分 (コンコースにて直結)。六本木ヒルズ森タワー53階【URL】http://www.mori.art.museum/