向井理&綾野剛「10年後はお互い”隊長”に」

 昨年、放送された人気ドラマの続編となる、映画『S-最後の警官- 奪還』の完成披露試写会が11日、都内にて行われ、向井理、綾野剛、新垣結衣、吹石一恵、青木崇高、池内博之、平山浩行、高橋努、 大森南朋、平野俊一監督が登壇した。

警察の特殊捜査班・NPSに所属する主人公・神御蔵一號と仲間たちがテロリストに立ち向かう姿を描くアクション群像劇。一號役の向井は「映画では、ドラマより少し成長した一號の姿が見られると思います」と、キャラクター、内容ともにスケールアップした本作をアピール。そんな向井について平野監督も「(クライマックスシーンの撮影では)話しかけられないほどの迫力だった」と絶賛。一號のライバルで、SAT所属の天才スナイパー・蘇我伊織役の綾野は「向井さんとは長い付き合いになるなと思いました。10年後、互いに隊長になってたらいいですね」と、シリーズの今後にも期待を寄せた。

プライベートでも親交があり、2人でも飲みに行くという向井と綾野だが「映画の話? 全然しません(笑)」イベントでは、ハプニングでサンダルの留め金が外れた吹石を綾野が気遣ったり、キャスト同士がLINEで励まし合っていたというエピソードを新垣が披露したりと仲の良さがうかがえた『S』チーム。最後に向井は「願わくば、もう一度『S』が作れるように、応援していただけたら」と意気込みをみせた。
 映画は8月29日から全国東宝系で公開。