ここは、観光客も東京人もハマる町 浅草、再発見![東京っ子も観光客も楽しめる旬な浅草]
コメディー映画の祭典『したまちコメディ映画祭in台東』が9月18日から、浅草・上野エリアで開催。観光客だけじゃない、東京人も意外に知らない?下町・浅草の奥深い魅力を再発見しに出かけよう!
東京人に知られざる最新の浅草情報はプロの“浅草ウオッチャー”に聞け!…というわけで、お邪魔したのが浅草エリアの地域情報を伝えるWEBメディア・浅草経済新聞。編集長の大類将彦さんいわく「浅草は新しいものと古いものが共存し続ける街なんです」。そんな新旧の魅力が融合したスポットが先日オープンしたというので、その取材に同行させてもらうことに。
『CHAGOHAN TOKYO−茶御飯東京』は、参加者が実際に料理し、作った料理を味わうという体験プログラムを行うユニークなスポット。海外観光客のインバウンドとして注目を集めているが、もちろん日本人も参加できる。
「体験プログラムとしては、カツ丼御膳コース(昼の部)や、松花堂弁当コース(夜の部)を作る和食体験と、日本茶を楽しむ和カフェ体験(抹茶の部・煎茶の部)を用意しています。寿司やてんぷらなどの人気メニューを作るところから盛り付けまで、気軽に体験できるので、海外のお客様にとても好評ですね。箸が不得手な海外の方でも楽しまれていますよ(笑)」と料理長の岸川兼也さん。
「お茶や器もこだわりのものを用意しているので和食文化の豊かさを感じて頂けると思います。本物の和食文化を格式張らずに、海外の方だけでなく若い世代の方にも気軽に体験していただければ」
まさに大類編集長が言う“浅草の新旧の魅力”を実体験できるスポットだ。
『CHAGOHAN TOKYO』
【住所】台東区西浅草2-17-13-1F【交通】銀座線田原町駅から徒歩5分【TEL】03-6802-8248 【体験スケジュール】煎茶の部、抹茶の部、和食料理体験(昼の部・夜の部)などを実施。体験料金は2600円〜。夜は日本酒が楽しめる予約制ダイニングも営業。いずれも要予約。オンライン予約可能【URL】http://chagohan.tokyo/
気になる浅草最新情報を徹底リサーチ
「日本の食文化が無形文化遺産に選ばれましたけど、浅草は江戸4大料理といわれている“うなぎ”“天ぷら”“そば”“寿司”を歴史的にずっと提供してきた町です。さらにグルメだけではなく、コメディーやカルチャーの発信地でもあります」と大類さん。最近はそんなグルメやカルチャーに外国人観光客向けのサービスが増えたという。「いわゆるインバウンド対応の店やサービスですね。例えば観光案内所の“浅草 寺子屋i”は、観光情報や店の情報を提供するだけではなく、日本の歴史や文化を学べたり、着物のレンタルや着付けサービス、お茶やお花など日本文化の体験ができたりします。またハラール向けのカフェなどもできています。浅草は老舗の店が多く、年配の方や外国の方が訪れるイメージがあるかも知れませんが、最近では代替わりをして、若いオーナーさんの店も増えています。それにともない、先ほど言ったようなインバウンド向けのサービスや、歴史と新しいアイデアを合わせたような新しい店も増えつつある。そんなふうに変わりつつある浅草をリアルタイムでお伝えしておりますので、浅草に来られる時はぜひ浅草経済新聞をチェックしてみて下さい。最新の浅草情報が分かります」
浅草経済新聞 広域浅草圏のビジネス&カルチャーニュースを届けるインターネットの情報配信サービス。浅草の最新情報、街ネタなど、浅草に暮らす人、訪れる人、いつか行ってみたいと思っている人が楽しめ、役立つ情報も満載。【URL】http://asakusa.keizai.biz/
KURAND SAKE MARKET(クランドサケマーケット)
日本酒飲み放題の店。常時100種類の日本酒を時間無制限で楽しめる。料理の飲み込み、途中の買い出しも可能。地方の家族経営レベルの小さな蔵元をメーンに扱っているので、これまで飲んだことがない一杯に出会えるかも。
【営業時間】12時〜16時、17時〜23時【TEL】03-6802-8442
bar vert(バール ヴェール)
17年のキャリアを持つシェフが季節のジビエをオリジナルにアレンジ。化学調味料を使わず、素材の味が楽しめるように工夫を凝らしている。「馬肉のタルタル」や「鹿のカルパッチョ」のほか「レバーパテ」や、「厚切りポークステーキ」が人気。
【営業時間】17時〜翌3時(土・日・祝は11時30分〜14時、17時〜23時)。火曜定休【TEL】03-5246-4291
ワイン食堂カラカラ
赤・白・スパークリングのワインを30種類常備。フードはローストしたアーモンドスライスやベーコン、ピクルスの入った「ポテトサラダ」や、ヨーグルトベースで6種類のスパイスを使った「ロティサリーチキン」、みそベースのふろふき大根にフォアグラを加えた「フォアグラ大根」などが人気。
【営業時間】11時30分〜14時30分、16時30分〜23時30分【TEL】03-5830-7879
創作料理まさぞう
台東区根岸が地元のオーナーシェフが「驚き」をテーマにした創作料理を提供。オリジナルメニューの中でも「モッツアレラチーズとフルーツトマトのミルフィーユ」が好評。日本の食材にこだわり、メニューには食材の産地を表記。ワインも日本のものを提供している。
【営業時間】11時30分〜14時30分、17時〜23時30分(土・日は17時〜23時30分)月曜定休【TEL】03-6802-8026
シーワンダイニング
「今までの浅草にない都会的な料理を提供したい」という同店の人気は熟成肉。浅草の問屋から適した部位を選んで仕入れている肉を「ドライエイジング」技術で熟成、うま味を引き出した。看板料理のスイスの伝統料理「ラクレットチーズ」は、熱いまま客の前でそぎ落とし、野菜にかけて提供される。
【営業時間】11時30分〜14時、17時〜翌5時【TEL】050-5799-0350
馬刺屋マサシ
熊本直送の馬肉を提供する馬刺し専門店。メーンとなる馬肉は、牧場から丸ごと1頭を買い付けているため、新鮮で味も良い。また、外国人旅行者が多く、近年増加するムスリムのため、7月からは、ハラル認証を受けたビーフとチキンの提供を開始した。
【営業時間】16〜23時30分、(土・日・祝日は12時〜)【TEL】03-3842-5600