月刊「根本宗子」再び第7号『今、出来る、精一杯。』演劇へのたゆまぬ探究心は世代も作風も越える
根本宗子は今年は作・演出家としては5月に本公演、6月にミュージシャンの大森靖子とのユニットとなる『ねもしゅーせいこ』、合間を縫ってのバー公演、女優としても『墓場、女子高生』といった話題作の舞台に立つなど、演劇界をにぎわせてきた。
演劇以外でも映画、ドラマへの脚本提供、テレビ朝日のウェブ番組にMCとしてレギュラー出演するなど多忙を極めた。
その活動の根底にあるのは「私にしかできない、誰にもできない面白いものを作りたい」という飽くなき探求心。
今回は1週間ずつ2作品を連続上演するという。
「再び第7号」は2013年に駅前劇場に初進出した時の作品を再演。11月1日からは第11号『超、今、出来る、精一杯。』を同所で上演。こちらは続編でもなんでもなく全くの新作。
なんとも贅沢かつ無謀な試みにも思えるが、かつての自分と今の自分を戦わせてみようということで、こういう形になった。
この『今、出来る、精一杯。』という言葉はまさに今の根本宗子の心境を表したもの。果たしてどんな“精一杯”を見せてくれるのか。
【日時】10月23日(金)〜30日(金)(開演は月〜土19時30分、日14時30分。28日と30日は14時30分の回あり。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前)【会場】テアトルBONBON(中野)【料金】前売4000円、前方席3800円(枚数限定)/当日券4200円【問い合わせ】月刊「根本宗子」(TEL:090-6000-3959 [HP]http://gekkannemoto.wix.com/home)【脚本・演出】根本宗子【出演】根本宗子、梨木智香、あやか(以上、月刊「根本宗子」)/大竹沙絵子、墨井鯨子(ほりぶん)、長井短、福永マリカ、片桐はづき、宮下雄也、オレノグラフィティ(劇団鹿殺し)、浅見紘至(デス電所)、野田裕貴(梅棒)