熱い注目が集まる 最新メルセデス・ベンツ大集合

『第44回 東京モーターショー2015』で熱視線

 国内外の車メーカーが、最新の注目車種を発表する車の祭典・東京モーターショー。10月29日から11月8日まで開催された『第44回 東京モーターショー2015』では、今年も多彩なブランドが集結し、車ファンを熱狂させた。

 毎年、海外ブランドの中でも高い注目度を誇るメルセデス・ベンツでは、新リリースを含む15車種を展示。注目はメルセデス・ベンツのSUV。会場では、現行のM-Classから大幅刷新され、新たなプレミアムSUVとして生まれ変わったGLEと、GLKから生まれ変わったGLCを紹介。GLEは、クリーンディーゼルと9速A/Tを組み合わせたGLE 350 d 4MATIC、クーペのスポーティーさとオフローダーのダイナミックさを兼ね備えたGLE 450 AMG 4MATIC Coupé(日本発売未定)などを展示。GLCはメルセデスの中核SUVとしてファミリー向けにも期待ができる。それぞれ、パワーと洗練性、最先端テクノロジー、優れた環境・燃費性能をアピールし、メルセデス・ベンツならではのSUVとして、大きく印象付けた。

 未来志向の車が話題となる中、ひときわ目を引いたのが世界初公開のコンセプトカー・Vision Tokyoと、日本初公開のF 015 Luxury in Motion。そのフォルムやLEDライトに彩られたエクステリアはまさに未来的で、さながらSF映画から抜け出たかのよう。しかしその真骨頂は、自動運転にも対応するデジタルシステムと、大きな楕円形のソファを配したラウンジのような車内空間。単なる移動手段ではなく、動くデジタルツールにして最先端のリビングスペースとして、新時代のドライブスタイルを提案した。

 他にも新型smartや最新F1カーなど、充実のラインアップで好評を博していた。

「超キュート!」新型スマートも会場で大人気

 ゴージャスな車たちに引けを取らない注目度を誇ったのが、今回発表された新型smart。発売時にも、コンパクトでキュートなエコ系自動車として話題を呼んだが、今回はボディーをやや拡大させながら、ハンドルのキレを向上。東京の狭い道や駐車スペースでも、ハンドリングがさらに楽になっているのがポイント。発表イベントでは、smartがステージ上でターンし、その小回りの良さで観客を驚かせた。ラインアップは、2人乗り仕様のsmart fortwo、4人乗り仕様のsmart forfour。ポップなカラーやデザインのオシャレさだけでなく、コンパクトながら快適な内装も、前モデルよりグレードアップ。メルセデスならではの安全性も魅力だ。

 六本木のメルセデス・ベンツ コネクションでは、11月25日までsmartがジャック。目を引くデザインだけでなく、メルセデスだからこそ生み出せたシティコンパクトの快適さを試乗で実感してみては。

進化するSUVに熱視線!?

 オフロードはもちろん街乗りやラグジュアリー向けにも広がるSUV。そんなSUV派が熱い視線を送っているのが、環境、安全、快適、機能いずれも高性能を誇り、多彩なラインアップを擁するメルセデスのSUVだ。

 東京モーターショーで発表された新型SUV・GLEは、新時代のSUVユーザーの期待に応えるモデル。GLE 350 d 4MATICは、現行のM-Classを大幅に刷新したプレミアムSUV。大型SUVならではのハイパワーと、日本の厳しいディーゼル排出ガス規制に適合する環境性能を両立させた、ハイエンドユーザーにふさわしいSUVだ。メルセデスのテクノロジーを最大限に生かした“新時代のSUV”GLEの登場で、メルセデスの多彩な車種の中でも、さらに選択肢が充実。会場では、スタイリッシュなSUV・新型GLC(日本発売予定モデル)も参考出展。都会のクルーズもアウトドアでのドライビングも楽しみたい、そんな願いに応えるメルセデスのSUVだけに、市場においても注目の存在となること間違いなしだ。