〈不定期プロレス女子企画 WRESTLE-1観戦記〉黒潮”イケメン”二郎のフォースは覚醒するか、試練の幕開けを目撃

【写真左】校長のマスクの下が、あきれた表情のように見えて仕方がない 【写真右】この一戦、グリーンのレオパード柄の校長と真っ赤なスイカ柄ジャケットのイケメンが絵になってました。ちなみにJacketsの他ふたりはもっと自分に似合うジャケットを選ぶべき、マジで。中之上選手はダブル推奨(撮影・柄本まなみ)

 たんなる黒潮”イケメン”二郎選手の応援コラムと化して久しいこの不定期企画。
 2月10日のWRESTLE-1 TOUR 2016 W-IMPACTから、「イケメン試練の七番勝負」が始まるということで、観戦の楽しみが通常の3倍となるなか、満員で熱気にあふれる後楽園ホールへ。

 この日イケメン選手は4試合目でしたが、本当に登場しただけで会場の空気が一変。高木三四郎CEOが「華があるなあ」とtweetしていたのも納得です。
 映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』でも、世界にはジェダイが必要だと言っておりますが、W-1のイケメンってもうそれくらい重要かも。
 相変わらず福山雅治をほぼフルコーラス使いきっての入場と、時間を気にしながら暖かくそれを見守る【Jackets】中之上&吉岡の表情もまたイケメン戦の楽しみのひとつ。

 肝心の初戦ですが、非・プロレス女子にも人気の超お洒落セレブ、ウルティモ・ドラゴン校長のアサイDDTで玉砕。文字通り試練の幕開けに。アンクルホールドかけられたときの「ふひゃああ~!にゃああ~!」という悲痛(?)な叫びはおかしかったけど、校長顔負けのラ・ケブラーダをお見舞いするなど素敵な場面も満載。

 そして試合後に発表された2戦目の相手はマッスルモンスター関本大介。頭を抱えていたけど、きっと筋肉の塊を相手に魅せてくれることでしょう!

 また、この七番勝負、観客席では今後誰が出てくるか会話に花咲いております。 “試練の”という冠が付くだけで物凄く期待値が上がってしまうのはタイトルの妙でもありますが、もちろんイケメンであればこそ盛り上がるので、がんばってほしいです!

【写真左、中】大和ヒロシ選手が「一直線」を繰り出す際に目標を確認してる時の表情、萌える 【写真右】あんなに入念に後方確認しててもキメられないことが多すぎて愛おしい(撮影・柄本まなみ)

 その他、1月に遂にクルーザーディヴィジョンのベルトを獲得した大和ヒロシに対して、今大会で前王者アンディ・ウーを撃破して挑戦を決めた赤い彗星の鈴木鼓太郎。
 かくもあっさりとした展開はどうなのかしら…と思っていた矢先、「つづきをやろう」と強調する鼓太郎選手に「今、ここに”つづき”をやりたい人間はいない」とビシッと応えた大和選手には心を打たれました。

 また、努力が認められ、王者から直々に今大会での挑戦指名を受けた稲葉大樹のガッツある闘いは、大谷晋二郎戦以来グっとくるものがありました。

 そして、もはや笑いすら起きないヘタレっぷりのKAIをねじ伏せた真田聖也には今後のW-1での活躍に期待せざるを得ないし、W-1チャンピオン火野裕士との圧倒的な体格差をもろともせず魅せまくってくれたミノ様(田中稔)には最敬礼!

 と、ぶっちゃけ去年後半の迷走感から及び腰になっていたW-1ですが、やっぱり、楽しい。観客としては、頑張る選手を信じて応援しつづけなくては。反省。

 最後に、2月の後楽園大会といえばお目当ての選手にチョコを手渡してハグしてもらえるというバレンタインイベントが今年も開催。初めて参加してみたものの、うら若き乙女たちが楽しそうに選手たちの胸に飛びこんでいくなかに紛れ込んだ三十路女の気分はこうだ!

「私、いい年して何やってんだろ…(死にたい…)」。

 ファンイベはよく考えてから!と言う教訓。年増でも参加しやすいやつでないと。
 何はともあれ、試合はもちろん、お疲れの大会後にファンサービスでも楽しませてくれる選手の方々にはより一層の敬意です!

 イケメンvs関本の試練や、大和v鼓太郎のタイトルマッチが観られるつぎの後楽園大会WRESTLE-1 TOUR 2016 TRANS MAGICは3月13日(日)13時から!(柄本まなみ)

【写真左】ミノ様かっこよすぎ!すんごい体格差の試合なのに「これは勝てる!」って最後まで思わせてくれる華麗なキックにノックアウトされました 【写真右】前回レポートできなかった悔しさが払しょくできないので、1月の後楽園大会の真田聖也の美尻を…!KAZMAの表情がたまらない(撮影・柄本まなみ)