平井堅が伊勢志摩サミット応援「頑張ります」

 平井堅が5月に開かれる伊勢志摩サミットの公認サポーターを務めることになり、19日、都内で行われた任命式に出席した。三重県の鈴木英敬県知事は「抜群の知名度と海外での活動経験などを生かしてサミットのPRをしてもらいたい」と期待を寄せた。任命式ではまた、平井がサミットの応援ソングを手掛けることも発表された。

 平井はサポーター就任について「荷が重いですけど光栄。三重が故郷で良かったと思います」とコメント。さらに「歌手なので歌を一生懸命作って関わっていけたら」と話し、応援ソング制作にも意欲を見せた。

 楽曲は制作中だそうだが「今(どんな曲にするか)迷っているところで、先ほど知事に『いやあもうなんか、ええ感じで!』と言われましたのですごい不安になって(笑)。これから練っていこうと思っています。サミットというとどうしても何か遠い催しであったり、世界とか大きいイメージですよね。平和とか、世界平和とかになると雲をつかむような話。僕は(自分から)半径1メートルの小さなところから曲を作っていくことが多いので、そういうところから自らを鼓舞するというか、つながりっていうのを、心から書きたいと思います。わりと僕の作る暗い曲は歌いづらいとも言われるので、それを加味して頑張りたい。才能が追いつくか分かりませんが…」と、静かに意気込んでいた。