4・24「K-1」-60kgトーナメント出場の大沢が欠場。島野が繰り上げ参戦
K-1が4月1日会見を開き、「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」(4月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で-60kg日本代表決定トーナメントに出場予定だった大沢文也が負傷のため欠場することを発表した。
大沢に代わってリザーブファイトに出場予定だった島野浩太朗が繰り上がりで本戦に出場。明戸仁志と対戦することとなった。明戸と島野は2月にKrushで対戦し、延長にもつれ込む熱戦の末、明戸が判定勝ちを収めている。
島野は「今回、まさかが来たか、と思いました。本当にチャンスです。しっかり気持ちを作って4月の大会が盛り上がるよう貢献ができるように、そして自分が選手として化けてひとつでも大きな世界で戦えるように最高の準備をしていきたい」」と挨拶。明戸は「急に島野選手と再戦することになりました。2月は自分が勝っていますがギリギリの試合だった。島野選手はパンチも強くて攻撃力も強い。それを体感して本当に強い選手だと思ったので、全く油断はしていません。全力で倒しに行きたいと思います」と語った。
島野に代わりリザーブファイトに神戸翔太が出場。郷州征宣と対戦する。神戸は2月のKrushで-58kg王座決定戦に出場し小澤海斗に敗れたものの会場を沸かせる試合を見せていた。
神戸は「2月の試合に負けて、格闘技人生のどん底にいるんですがゼロから挑戦していきたい。2月の試合が終わってからまだ1回も練習していない。腐っていたので明日から練習しようと思います。3週間あれば大丈夫。太らないようにサウナ通いはしていたので体重はキープしています。気分屋なので、今はまたやるか、という気持ちになっています」と語った。
郷州は生まれつきの難聴で耳が聞こえないなか戦ってきた選手。「対戦相手が代わったが、対戦相手よりも自分自身に負けないようにしっかりやれば勝てると思う。同じ境遇の子供たちも見に来るので、その子供たちにパワーをいただいて、その子供たちに夢や希望を与えられるような試合を必ずします」としたうえで「リザーブファイトからの優勝はあきらめていない。ありえないことが起こると、同じ境遇の子供たちにも大きな夢や希望を持ってもらえると思うので必ず実現させたい。なので申し訳ないんですが誰か怪我をしてほしい(笑)」と語った。