9・25 RIZIN 山本アーセンvs才賀紀左衛門 RENAがMMA再出撃

ワンマッチで対戦する才賀(左)とアーセン(撮影・柄本まなみ)

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONがが16日、都内で会見を開き『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント』(9月25日、さいたまスーパーアリーナ)で行われるワンマッチを発表。
 昨年の大晦日で総合格闘技(MMA)デビューを果たした山本アーセンが才賀紀左衛門とMMA2戦目に臨む。
 会見で山本は「ここ座るまで、試合が決まっていると聞かされていなくてびっくりしたんですけど、決まったということで、試合でがっつりかまして、自分が勝って盛り上がってほしいので、練習頑張って、結果をいい感じにします」、才賀は「アーセン君はいい子やし明るいし。俺はアーセン君ほどいい子やない。試合は俺の打撃にはMMAファイターは誰も付き合ってくれないと思うんですが、男にくっつかれるのはいやなので、しっかり突き放してぶっ飛ばしたいと思う」とそれぞれ語った。試合はキャッチウェイトで行われる。会見後の囲み取材で山本は「64キロが希望」としたが、才賀は「64キロは重すぎる。それなら間を取ってバンタムで」と提案した。

 こちらも大晦日にMMAデビューを果たしたアンディ・サワーが4月の『RIZIN.1』で佐々木信治相手にKO勝ちを収めたダロン・クルックシャンクと対戦。
 クルックシャンクは「アメリカ式のフルボッコにしてやるぜ」、サワーは「グラウンドで抱き合うなんてことはするなよな」とそれぞれコメントを出した。

ワンマッチに出場するガルシア、所、才賀、アーセン、RENA、村田(撮影・柄本まなみ)

 また既に発表されていたクロン・グレイシーと戦う所英男は「クロン・グレイシーという由緒正しい家系の選手とやることになったんですが、こんなに準備期間が長いのも久しぶりで、たくさん研究とか対策を立てさせてもらっています。知れば知るほど強い選手なので、不安なことは多いですけど、勇気を振り絞っていい試合をして、クロン・グレイシーに一本またはKOで勝ちたい」と語った。

 この日の会見にはギャビ・ガルシア、RENA、村田夏南子が登壇。対戦相手は未定だが、この3人の参戦も発表された。
 RENAは「7月7日に試合を終えたばかりで、次はシーザー会長に“男子のSBの大会の中でのメインイベントを務めさせてほしい”とお願いしていて、9月19日の後楽園大会で実現するかな、というところに来ましたけど、2日前にRIZINさんからオファーをいただき、いろいろ考えた結果、出場することにしました。まだ準備は足りないと思っているんですけれど、ここに来た以上、ラブコールを受けたいです。まだモヤモヤする自分がいて、ここに来るまで、悩んでいたんですけど、9月25日と年末、お声がかかるのであれば、腹をくくりたいと思います」と挨拶。榊原信行RIZIN実行委員長が「MMAでやります?」と問いかけると「とりあえず9月はMMAで」とMMAでの参戦を決めた。