10・15「Krush.70」で-63kg王者・佐々木大蔵が初防衛戦
立ち技格闘技「Krush.70」(10月15日、東京・後楽園ホール)で-63kg王者の佐々木大蔵が岩崎悠斗と初防衛戦を行うことが決まった。
2人は昨年4月に対戦し、岩崎が3Rにダウンを奪い判定勝ちを収めている。
23日、都内で会見が行われ、佐々木は「タイトルマッチではあるがリベンジマッチのつもりで、勝ちをもぎとりたい。今回の防衛戦は通過点。秀さん(前王者・山崎秀晃)の防衛記録を上回るのが僕の目標。しっかり勝ちたい」、岩崎は「大蔵選手とはK-1甲子園から一緒にやってきている。僕もKrushで育ててもらったと思っているので、同じような気持ちを持っている選手と戦えるのはワクワクする。魂のぶつかり合いになると思う。自分という存在をアピールできたらいい。そして生きざまを見せられたら」とそれぞれ語った。
互いの印象について岩崎が「王座決定戦ではみんなが平本選手が勝つと思っていたようだが、自分は大蔵選手が勝つと思っていた。本当に気持ちが強い選手」と話せば、佐々木も「オールマイティーな選手。前回はダウンを取られ、追い上げたがなかなかダウンを奪えなかった。岩崎選手も気持ちのある選手だと思う」と互いに相手の気持ちの強さを評価した。
またこの日は「Krush.69」(9月30日、東京・後楽園ホール)の会見も行われ、-67kgで対戦するモハン・ドラゴンと斎藤武彦が登壇。
Krush初参戦となるドラゴンは「感謝を込めて試合を盛り上げたい。プロになって10年になりますが、1試合も盛り上がっていない試合はない。Krushは日本のキックの選手にとって最高の舞台。出られて光栄」としたうえで「K-1に出る夢を持って29歳でキックを始めた。勝たないと夢はかなわないので、必ず勝ちたい。勝って夢の舞台に上がれたら、と思っています」と話した。これを聞いた斎藤は「僕はK-1、Krushで戦ってきたので、悪いけどそんなに甘くはないぞというところを見せてやろうと思う」と語った。