K-1大決起集会で小澤が「執念の鬼になる」 武尊は秒殺宣言

武尊(左)を横目でチラリの神戸

『「K-1 WORLD GP 2016 JAPAN ~初代フェザー級王座決定トーナメント~」11.3代々木大会・大決起集会! 』が8日、東京スカイツリータウン・ソラマチイーストヤード5FのJ:COM Wonder Studioで開催され、武尊らトーナメントに参加する日本人選手4人に、城戸康裕らスーパーファイトに出場する選手。そして前回大会で「スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント」を制した卜部功也が姿を見せた。

 トーナメントの本命とされる武尊は決勝で対戦したい選手を聞かれると「エリアス・マムーディ。負けなしの選手なので黒星をつけたい。まあ上がってきたら誰でもいいんですけど」とし、因縁の小澤海斗については「あいつはいつまでも俺のことを言ってくるんだろうという。しつこいなと思っているので。ライバルとか周りに言われるんですけど、ライバルなんて思っていないので、今回のトーナメントでライバルといわれるのは終了させます。あいつが決勝に上がってきたら秒殺します」と話した。

イラつく小澤(左)とクールな戸邊

 一方の小澤は「6月にやられているんで、ぶっ倒さないと気が済まないし、むかついている。大嫌いなんで早くぶっ殺したい」と早くも戦闘モード。そして「トーナメントで当たる奴。隣にいる奴もむかつく。全員死ね!という感じ。試合までは対戦相手の顔も見たくないし、名前も聞きたくない。一番は武尊だけど、ぶっ倒さないとむかついて夜も眠れない。トーナメントはただ努力をしても勝てないんで、俺は執念の鬼になる。絶対取ります」と隣にいる同ブロックの戸邊隆馬にもイラついている様子。

 その戸邊は「初めての階級なんで暴れてやろうと思っています。大きな舞台なので格闘技人生のすべてをかけて取りにいきます」とクールに返す。
 また武尊と同ブロックの神戸翔太は「小澤と戸邊はそんなに強くないので多分決勝には上がってこない。自分は武尊選手との試合に重きを置いて楽しみにしている。決勝は世界トーナメントなので外国人選手とやりたい」と話すなど、試合を前に心理戦が繰り広げられた。

 スーパーファイトに出場するなかでは相変わらず城戸が絶好調。牧平圭太とともに入場すると、かつて同所で起こった武尊と小澤の乱闘を一人で再現。トークもほとんどを煽り映像の話題に終始。最後も「今回もすべらないことが目標。みなさんも、例えば“今回やっちゃったな、城戸”という感じになったとしても、笑ってください」とファンにアピールした。

フォトセッションで最初は久保と神戸の間に立っていた城戸だったが、最後は“定位置”でポージング。なお小澤はフォトセッションには姿を見せなかった