美術館の“お宝”コレクション大集合!開館30周年記念 コレクションの5つの物語

世田谷美術館 11月19日(土)? 2017年1月29日(日)
アンリ・ルソー《フリュマンス・ビッシュの肖像》1893年ごろ 世田谷美術館蔵

 1986年に開館した世田谷美術館の、開館30周年を記念するコレクション展。

「生活空間としての美術館」をコンセプトに建築家・内井昭蔵が手掛けた独特で優雅な建築空間では、同時代の最先端の美術から古代の発掘品まで、幅広いテーマで多彩な展覧会が行われてきた。それに加え、同館では素朴派、現代美術、世田谷ゆかりの作家の3つのテーマを柱に収集活動も行っており、所蔵作品は現在1万6000点を数える。

 本展では、そんな同館のコレクションのなかから、フランスの素朴派を起点に、時代やジャンルを超えて優れた作品を一挙紹介。5つの“物語”を中心に全8パートで構成する。マックス・エルンストやアンリ・ルソー、セラフィーヌ・ルイといった海外の巨匠作家の他、横尾忠則、土方久功、桑原甲子雄ら、絵画、彫刻、写真作品など、同館選りすぐりの収蔵作品が集う。

【時間】10?18時(入館は閉館の30分前まで)【休】月曜(1/9は開館、翌10日は休館)【料金】一般1000円、65歳以上800円、大高生800円、中小生500円【問い合わせ】03-3415-6011 【交通】東急田園都市線用賀駅より徒歩17分または美術館行きバス「美術館」下車、徒歩3分【URL】 http://www.setagayaartmuseum.or.jp/