白洲正子が愛したきもの
菊池洋守作の紬の着物に田島隆夫作の羽織をはおる白洲正子。自宅にて。
松屋銀座は、88年の生涯を通じて独自の美意識を貫いた随筆家・白洲正子が実際に身に着けた“きもの”に焦点を当てる「特別展 白洲正子ときもの」を開催する。何物にもとらわれず、独自の美意識を貫いた白洲正子は、骨董、陶磁器など、生涯さまざまな品物を手に入れ、身近に置いて、日々の暮らしに彩を添えた。同展では、正子が母から受け継いだ帯や能舞台に立った時の着物、武相荘での暮らしの中で身に着けた季節ごとの着物や和装小物、書斎で愛用した品々など約150点を展観。白洲正子が愛した“きもの”の魅力を紹介する。
【会期】12月27日(火)?2017年1月16日(月)※1月1日休業【入場料】一般1000円(700円)、高大生700円(500円)、中学生500円(400円)、小学生300円※( )内は前売り【問い合わせ】松屋銀座 TEL:03-3567-1211(大代表)