デザインの根源『マリメッコ展—デザイン、ファブリック、ライフスタイル』

Bunkamura ザ・ミュージアム 開催中?2017年2月12日(日)
ファブリック 《ウニッコ》(ケシの花)、図案デザイン:マイヤ・イソラ、1964年Unikko pattern designed for Marimekko by Maija Isola in 1964

 フィンランドを代表するデザインハウス・マリメッコ。その代表的ファブリックをはじめ、ヴィンテージドレスやデザイナー自筆のスケッチ、各時代の資料など貴重な資料を揃え、マリメッコ60年の歴史をたどる国内初の大規模な巡回展。

 マリメッコは1951年にアルミ・ラティアによってヘルシンキで創業され、優れたデザインと巧みなPR戦略によって、60年代には世界的なブランドへと成長。マリメッコが生み出す布地の柄の多くは、フィンランドの伝統的なモチーフや自然に着想を得ながらも、大胆でカラフル、抽象的。そうした柄がよく映えるシンプルなカッティングのドレスが一躍、人気を集めた。その後、家庭用品やインテリアにも展開され、ファッションのみならず高い人気を誇っている。

 本展では、ヘルシンキのデザイン・ミュージアムの所蔵作品から、ファブリック約50点、貴重なヴィンテージドレス約60点などを展示するほか、スケッチや各時代の資料など計200点以上を公開。貴重な作品や資料とともに、世界的な人気を誇るデザインの秘密に迫る。

【時間】10?19時(12/31以外の金土は21時まで。最終入館は閉館30分前まで)【休】2017年1月1日(日) 【料金】一般1400円、大高生1000円、中小生700円【問い合わせ】03-5770-8600(ハローダイヤル)【交通】JR 渋谷駅より徒歩7分【URL】 http://marimekko-exhibition.jp/