使い方、合ってる? 2016年のニュースをキュレーション!?【芸能・スポーツ】

ベッキー、LINEで始まりLINEで終わる2016年

 ベッキーは12月15日、無料コミュニケーションアプリ『LINE』の年末年始キャンペーンの新CMに声の出演をすることになり、都内で行われた発表会に出席した。最初にベッキーの口からから飛び出したのは「因縁と言われていますが大丈夫ですか」。

 それもそのはず、2016年のスタートもこの『LINE』だった。「センテンススプリング」こと週刊文春が、1月7日発売号にてベッキーとロックバンドのゲスの極み乙女。のボーカル川谷絵音との不倫交際を報道。それを知ったベッキーは前日6日に事務所で会見、ゲス川谷との友人関係を強調した。しかしそのあと、「友人で押し通す予定!」「ありがとう、センテンススプリング!」に代表されるベッキーと川谷の『LINE』でのやり取りが流出、問題は過熱した。ベッキーは活動を自粛、その一方、ゲス川谷は最新アルバムのプロモーション活動こそ自粛したものの複数のバンドで活動継続、それによって世間から多大なバッシングを受けることになった。

 今年も下半期に入ってからは、少しずつ仕事を再開したベッキー。怒涛の1年は“因縁”の『LINE』のCMで締めくくる。

 記者発表会では、「迷惑をかけた」と頭を下げまくりだったベッキー。2017年、どう挽回する?

芸能

◆THE YELLOW MONKEYが再始動を発表(1月8日)
復活ライブで感涙!

◆英ミュージシャンのデヴィット・ボウイさんが69歳で死去。(1月10日)
ボウイは星になったんだよ。

◆SMAP解散と各紙が報道(1月13日)
この日だけ新聞買った人、たくさんいるんだろうな。

◆レオナルド・ディカプリオが22年越しでアカデミー賞受賞(2月29日)
「オスカーもらえない俳優」の肩書きもよかったのに。

◆ショーンKが経歴詐称、フジ報道番組『ユアタイム?あなたの時間?』を放送スタート前に降板(3月16日)
「心から申し訳なく思っています」

◆熊本出身の高良健吾ら、俳優、タレント、アーティストらが熊本地震の被災エリアでボランティア(4月14日)
今ドキの若い者かっこいい。

◆米アーティストのプリンスさん死去、57歳(4月21日)
プリンスよ、おまえもか。

◆メタルダンスユニットのBABYMETALが米ビルボードチャートで39位、日本人では53年ぶりの快挙(4月23日)
世界のメタラーがメロメロ。

◆春風亭昇太が『笑点』の6代目司会者に就任(5月22日)
世の中が『笑点』に焦点合わせて!

◆ファンキー加藤がアンタ柴田の元妻とのW不倫問題で謝罪(6月7日)
ファンキーすぎないか。

◆市川海老蔵が妻麻央のがん報道について会見する(6月9日)
よきパートナー。

◆「フジロックに政治を持ち込むな」発言で議論高まる(6月末)
いろんな考え方があっていい。

◆永六輔さんが死去83歳(7月7日)
「うえを向いて歩こう」

◆大橋巨泉さんが死去82歳(7月12日)
旅行先でよく看板見たよ。 

◆映画『シン・ゴジラ』公開(7月29日)
東京が?!

◆SMAP解散を発表(8月14日)
「♪ありがとう?!」

◆高畑裕太が群馬のホテル女性従業員への強姦致傷容疑で逮捕(8月23日)
9月に不起訴処分で釈放。愚息。

◆ブラッド・ピットとアンジェ―リーナ・ジョリーが離婚新生(9月)
誰でも人生いろいろ。

◆宇多田ヒカルが最新作『Fantome』を発表(9月28日)
揺るぎない、揺らがない。

◆米シンガーソングライターのボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞、アカデミーは連絡取れず(10月13日)
風に吹かれて流されて…?

◆ピコ太郎の『PPAP』が世界最短曲でギネス認定(10月28日)
ペン差すのは結構大変。

◆映画『君の名は。』の興行収入が200億円を突破する(12月6日)
風景が見逃せない。

◆成宮寛貴が電撃引退(12月9日) 
こんな幕引きって…。

(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

リオ五輪で最も感動させてくれたのは…

 スポーツ界の2016年最大の出来事といえば、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックだろう。

 日本選手団はロンドンでは壊滅的な敗戦を遂げた柔道が金3個を含む12個のメダルを獲得し復活。女子レスリングの伊調馨が女子では五輪史上初の4連覇達成。そして陸上男子400メートルリレーでは銀メダルという快挙を成し遂げた。卓球や体操など挙げればきりがないほどの大活躍。2020年の東京へ向け明るい話題を振りまいた。

 前フリが長くなってしまったが、今回の五輪で最も注目すべきは男子マラソンのカンボジア代表の猫ひろしだろう。

 猫は前回のロンドン五輪出場を目指し、2011年にカンボジアの国籍を取得したが、国際陸連に資格を認められず、断念。そこからあきらめることなく4年間走り続け、今回晴れてカンボジア代表としてオリンピックに出場した。

 いろいろと批判の声もあったが、この4年間、カンボジア代表として国際大会に出場し、カンボジアへのシューズ支援の活動を行うなど地道な努力を続けた姿勢には頭が下がる。

 結果は15人が途中棄権したなかで2時間45分55秒で完走を果たし、140人中139位。ちなみに日本勢の最下位、北島寿典の2時間25分11秒とは20分の差があるが、この差を大きいとみるか小さいとみるかはその人次第。

スポーツ

◆第92回箱根駅伝で青山学院大が39年ぶり完全優勝(1月3日)
おまけに連覇もすごい。

◆日本サッカー協会の第14代会長に田嶋幸三氏(1月31日)
弊紙でかつてコラムを書いていただいた原博実さんが敗れてしまいました。

◆JRA16年ぶりの女性ジョッキー・藤田菜七子がJRAデビュー(3月5日)
同期の男子も頑張れよ。

◆なでしこジャパンがリオ五輪出場権逃す(3月7日)
ここまでよくやった。出直しや~。

◆Jリーグ川崎Fの大久保嘉人がJ1単独トップとなる159得点目(4月10日)
しかし代表には呼ばれず…。

◆2020年東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムが決定(4月25日)
じっくり見ると、なんか地味。

◆サッカー英プレミアリーグでレスターが初優勝(5月2日)
岡崎すげえ。

◆モハメド・アリ氏が死去(6月3日)
やっぱ猪木戦ですよ。

◆猫ひろしがリオ五輪男子マラソンのカンボジア代表に選出(6月3日)
もっと称賛されてもいい出来事。

◆イチローが日米通算4257安打を記録、ピート・ローズの記録抜く(6月15日)
ローズの大人げなさが凄かった。

◆Jリーグが英企業「パフォーム・グループ」と10年2100億円の大型放映権契約(7月20日)
スカパー!がJリーグ中継から撤退。

◆リオ五輪開幕(8月5日)
日本選手団の健闘が目立った。

◆リオパラリンピック開幕(9月7日)
五輪みたいにもっとテレビ中継すればいいのに。

◆広島が25年ぶり7度目のリーグ優勝(9月10日)
「神ってる」が流行語大賞だもんな。

◆レスリング女子で五輪4連覇の伊調に国民栄誉賞(9月13日)
遅すぎたくらい。

◆B.LEAGUE開幕(9月22日)
女子はどうなってるの?

◆米大リーグ・ワールドシリーズでカブスが108年ぶりの世界一(11月2日)
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が予言していたそうやないか。

◆サッカーのクラブW杯でレアルが4-2で鹿島破り優勝(12月18日)
鹿島の準優勝ってすごくない?

サムライブルーはW杯最終予選を勝ち抜けるのか…

 来年のスポーツ界の最大の注目はサッカー日本代表が2018年W杯の出場権を獲得できるかどうか。なんとかグループ2位で最終予選前半を終え、体裁は整えたが来年はアウェーで強敵との戦いが残っている。本田らの復調が見られるのか、世代交代で乗り切るのか。世代交代といっても弾はあるのか…。3月23日のUAE戦から目の離せない戦いが続くことになる。