1・29修斗 メーンの斎藤「完全決着」 セミ出場の覇彌斗は前田の握手を拒否

メーンで対戦する斎藤(左)とグランディ

「プロフェッショナル修斗公式戦・2017年開幕戦」(1月29日、東京・後楽園ホール)の前日計量が28日、東京・水道橋のMLBカフェで行われ、第1試合に出場する奇天烈以外の全選手が計量をパスした。奇天烈はフライ級のリミット56.7kgを大きくオーバーする59.3kgだった。

 休憩時間に行われるジュニア修斗公式戦(48kg契約)に出場する鶴屋怜と吉井龍城も計量に参加。ともに1回でパスした。

 メーンでイギリスのマイク・グランディ相手に復帰戦を戦う修斗世界フェザー級王者の斎藤裕は「とりあえず判定はない。完全決着。期待してください」と挨拶した。

この後、覇彌斗(右)は前田の差し出した右手を無視し下がる

 セミファイナルで新鋭・覇彌斗と対戦する前田吉朗は「修斗関係者のみなさん、これ、ミスマッチと分かると思うんで、ハッキリした試合しますね」とマイクでアピール。覇彌斗は「全身全霊をかけて倒しにいきたい」とさらりと受け流すと、握手のために差し出した前田の右手を無視してその場を去った。

 覇彌斗は元環太平洋ウェルター級王者・佐々木信治の総合格闘技道場BURSTに所属。修斗では4戦無敗、他プロモーションでの試合をあわせると9戦全勝の21歳。